今週の軍事関連ニュース (2017/01/09)
 

| 一般ニュース | 産業・装備・調達 | 戦争・紛争 | こぼれ話 |


一般ニュース

今日のニュースいろいろ
  • 国防総省の DDS (Defense Digital Service) に続いて空軍が、サイバー分野を担当する IT 技術者を徴募するために AFDS (Air Force Digital Service) なる新部門を発足させた。(DefenseNews 2017/1/6)
  • 米海軍は、2017 年 2 月に E-2D Advanced Hawkeye 飛行隊の VAW-125 "Tigertails" を日本に前方展開させて CVW-5 に配属する、と発表した。展開先は MCAS (Marine Corps Air Station) 岩国。交代に、E-2C 飛行隊の VAW-115 "Liberty Bells" が今夏に帰国、Naval Base Ventura County (Point Mugu, CA) に向かう予定。(US Navy 2017/1/5)
  • 2017/1/5 に、BAP (Baltic Air Policing) の担当がフランス空軍 (Armee de l'air) の Mirage 2000 からオランダ空軍 (RNLAF : Royal Netherlands Air Force) の F-16AM に引き継がれた。通算で 43 回目のローテーションで、期間は 4 月末までの 4 ヶ月間。オランダは 2005 年に BAP を主導したほか、2014 年にポーランドの Malbork AB に増援部隊を送り込んだことがある。BAP は AIRCOM (Allied Air Command) の責任下で、CAOC (Combined Air Operations Centre, Uedem, Germany) の管制に基づいて実施中。(NATO 2017/1/5)

今日のニュースいろいろ
  • USS Carl Vinson (CVN-70) と CVW-2 を基幹とする空母打撃群 (CSG : Carrier Strike Group) が、2017/1/5 に San Diego を出航、西太平洋方面へのデプロイメントに出た。随伴艦は USS Lake Champlain (CG-57)、USS Michael Murphy (DDG-112)、USS Wayne E. Meyer (DDG-108)。(US Navy 2017/1/5)
  • 米空軍 AFLCMC (Air Force Life Cycle Management Center) が、ウェポン システムに関わるサイバー分野の抗堪性強化を企図して、CROWS (Cyber Resiliency Office for Weapons Systems) なる新部門を立ち上げた。本拠地は Hanscom AFB で、ウェポン システムの機能を維持するための活動を行うこととしている。(USAF 2017/1/4)
  • 2017/1/5 に、米海兵隊で初めての女性歩兵が第 8 海兵聯隊・第 1 大隊 (Camp Lejeune, NC) に配属される。(Marine Corps Times 2017/1/3)

今日のニュースいろいろ
  • 聯合ニュースが Han Min-koo 国防相の発言 (2017/1/4) として「韓国軍が、有事の際に北朝鮮の国家中枢を排除するための特別旅団を編成する」と報じた。(IHS Jane's 360 2017/1/4)
  • 中国人民解放軍海軍 (PLAN : People's Liberation Army Navy) の空母・遼寧 Liaoning が、南シナ海で J-15 を使った発着艦訓練を実施した。(IHS Jane's 360 2017/1/4)
  • インドネシア政府は、オーストラリアとの軍事協力について「"技術上の支障" により、一時的に中断する」と表明した。教育・演習・人員往来といった分野の協力を図ることとしていたが、その訓練で使用する教材が「攻撃的な内容」だったとの報道も出ている。(SpaceWar 2017/1/4)

| 先頭に戻る |


産業・装備・調達

最近のニュースいろいろ
  • スロバキア空軍は C-27J×2 機を発注しているが、初号機のデリバリーが予定の 2016 年末より遅れて、2017 年の末になる見込み。国防省の Danka Capakova 報道官は、メーカー側の責任によるものだとしている。2 号機のデリバリーは 2018 年初頭になる見込み。(Slovak Spectator 2017/1/4)
  • Donald Trump 次期米大統領が、F-35 の高コストを指摘して「F/A-18E/F に関する見積もりを」といいだした件について、Deborah Lee James 米空軍が 2017/1/5 に DefenseNews の取材を受けた席で「空軍は F/A-18 は視野にない」と発言。F/A-18E/F で F-35 に取って代わることはできないとの考えを示した。(DefenseNews 2017/1/6)
  • イスラエル国防省が IMI Systems に弾薬を発注。7 年間・総額 4 億 5,000 万ドルで、年間平均 6,500 万ドル。期間は (なぜか) 2017-2025 年。(DID 2017/1/6)
  • L-3 Communications 傘下の L-3 Wescam が、MX シリーズの EO/IR (Electro-Optical/Infrared) センサーを総額 9,000 万ドルで受注した。内訳は以下の通り。
    • タイ海軍 (RTN : Royal Thailand Navy) : Viriyakit (1995) Co., Ltd. 経由で MX-10MS をデリバリー、Krabi 級 OPV (Offshore Patrol Vessel) に装備する。
    • 米空軍特殊作戦軍団 (AFSOC : Air Force Special Operations Command) : MX-20D をデリバリー、AC-130J に装備する (1 機につき 2 基)。また、ミッション管制コンソール、通信機材、射撃管制機材、精密誘導兵器の運用に関わる機能もパッケージに含む。
    • 米海軍ならびにオーストラリア海軍 (RAN : Royal Australian Navy) : MX-20 をデリバリー、P-8A Poseidon MMA (Multi-mission Maritime Aircraft) に装備する。
    • 米国土安全保障省 (DHS : Department of Homeland Security) : MX-10 と MX-15 をデリバリー、ALE (Airborne Law Enforcement) の分野で使用する。
    (Forecast International 2017/1/4)
  • 露海軍の Admiral Grigorovich 級 (Project 11356) フリゲート・RFS Admiral Makarov は、2016 年中の就役を予定していたが、追加の検査が必要との判断により、2017 年も試験を継続実施することになった。(SpaceWar 2017/1/3)
  • 米空軍がミサイル基地で使用する新しい警備用車両の候補として、JLTV (Joint Light Tactical Vehicle ) を俎上に載せている由。現用中の HMMWV (High Mobility Multi-Purpose Wheeled Vehicle) の代替用。(DefenseNews 2017/1/4)
  • トルコの Havelsan が AgustaWestland AW139 向け FFS (Full Flight Simulator) を開発・製作してカタール軍にデリバリーした。4 月に稼動を始める予定。(DefenseNews 2017/1/4)
  • いったんは頓挫した、アルゼンチン空軍 (FAA : Fuerza Aerea Argentina) の Kfir ブロック 60 導入計画だが、再浮上。IAI (Israel Aerospace Industries Ltd.) が 12-14 機を組み立てるとともにアップグレードするという内容だが、実現の可否は価格次第。(DID 2017/1/4)
  • KAI (Korea Aircraft Industries) が、韓国海兵隊向けの KUH-1 Surion×30 機を 5 億 2,300 万ドルで受注した。2017-2023 年にかけてデリバリーの予定。(DID 2017/1/4)
  • Manohar Parrikar 印国防相は、同国空軍向け新型単発戦闘機の調達について「技術移転と価格設定が機種選定の鍵」と指摘。また、「この件が戦略的パートナーシップのモデルになる」とのコメントも。(DefenseNews 2017/1/3)
  • パキスタンは、経済再建の鍵と位置付ける CPEC (China-Pakistan Economic Corridor) の防備用として新型ミサイル艇の建造を開始、2016/12/29 に鋼材切り出し開始の式典を開いた。3 隻を調達した Azmat 級がタイプシップの模様。(DefenseNews 2017/1/3)

仏空軍の訓練をめぐるいろいろ
  • Pilatus Aircraft Ltd. は 2016 年 12 月に、PC-21×21 機を受注した。総額 3 億フランの案件。うち 17 機はフランス空軍 (Armee de l'air) 向けで、Alpha Jet に移行する前の訓練で使用する。主契約社は BMCSF (Babcock Mission Critical Services France) で、Pilatus は副契約社。選に漏れたのは Leonardo の M-345 HET (High Efficiency Trainer) と Aero Vodochody Aerospace ASA の L-39 NG (Next Generation)。
    残り 4 機のうち 2 機はヨルダン空軍 (RJAF : Royal Jordanian Air Force) 向けで、2015 年 8 月に PC-9M の採用を決めていたものの、当初は見込んでいなかった LIFT (Lead-In Fighter-Trainer) のニーズがあることが判明したために PC-21 に切り替えたもの。
    最後の 2 機は QinetiQ plc からの受注で、ETPS (Empire Test Pilots' School) で使用するもの。(Pilatus Aircraft 2017/1/4, DefenseNews 2017/1/4)
  • Dassault Aviation は Babcock France との間で、フランス空軍 (Armee de l'air) 向けの訓練業務案件・FOMEDEC (Formation Modernisee et Entrainement Differencie des Equipages de Chasse) について、両社で合弁会社を設立して対応する、という趣旨のパートナーシップ合意をまとめた。合弁会社は、すでに仏国防調達局 (DGA : Delegation Generale pour l'Armement) から契約を得ている Babcock France が主導する形とする。先に発注が決まった PC-21 (2018/3 からデリバリー開始) を使って Cognac AB で訓練を実施、シミュレータは CAE Inc. が担当、契約期間は 11 年。(Dassault Aviation 2017/1/5)

今日の米軍調達 (Contracts 2017/1/6)
DLA (Defense Logistics Agency)
  • Harris Corp. (Rochester, NY) : 各種戦術通信機用のスペアパーツを $403,264,139 で。陸軍ならびに DLA 向け、2022/1/5 まで。DLA (Defense Logistics Agency) Land and Maritime, Aberdeen Proving Ground, MD (SPRBL1-17-D-0002)
  • Brasseler USA (Savannah, GA) : 歯科医療関連アイテムを $12,000,000 (価格修正条項付き) で。陸海空軍・海兵隊・その他民間部局向け、2022/1/8 まで。DLA (Defense Logistics Agency) Troop Support, Philadelphia, PA (SPE2DE-17-D-0004)
  • McRae Industries Inc. (Mount Gilead, NC) : 高温地向け耐火ブーツのオプション 2 契約分を $9,502,500 で。DLA 向け、2018/1/8 まで。DLA (Defense Logistics Agency) Troop Support, Philadelphia, PA (SPE1C1-15-D-1023/P0010)
NAVY
  • BAE Systems Norfolk Ship Repair (Norfolk, VA) : USS San Antonio (LPD-17) を対象とする FY2017 分の DPMA (Docking Phased Maintenance Availability) を $75,154,288 で。整備・補修・近代化改修を実施。オプション契約分まで含めた総額は $79,407,461。2018/4 まで。NAVSEA (Naval Sea Systems Command), Washington Navy Yard, Washington DC (N00024-17-C-4409)
  • Gilbane Federal (Concord, CA) : San Clemente Island (San Diego, CA) で実施する給油施設の工事を $7,204,728 で。10,000gal の臨時ガソリンタンクとパイプラインの設置、常設タンクの取り壊しと新設、ホット ピットの新設を実施。2018/7 まで。NAVFAC (Naval Facilities Engineering Command), Southwest, San Diego, CA (N39430-15-D-1634/FZ03)
ARMY
  • 以下の各社は、試験・評価に関連するエンジニアリング サービス業務を総額 $51,711,700 で。
    • Wyle Laboratories (Huntsville, AL) : W91C9G-17-D-0001
    • American Systems Corp. (Chantilly, VA) : W91C9G-17-D-0002
    • Bevilacqua Research Corp. (Huntsville, AL) : W91C9G-17-D-0003
    • Scientific Research Corp. (Atlanta, GA) : W91C9G-17-D-0004
    2018/7/7 まで。Army Corps of Engineers, Vicksburg, MS

今日の報道発表
  • DARPA (Defense Advanced Research Projects Agency) は 2017/1/4 に、Vanilla Aircraft LLC (Falls Church, VA) 製の UAV・VA001 を使ってディーゼル エンジン駆動式 UAV の連続飛行時間記録 (56 時間) を達成した、と発表した。50-500kg 級・FAI (Federation Aeronautique Internationale) の Class U-1.c Group 1 カテゴリーにおけるもの。20lb の実ペイロードと模擬ペイロードを搭載していた。当初の予定では 120 時間のフライトを行うことになっていたが、氷結の発生と空域の制約が原因で、早期に切り上げることになった。着陸した時点で、さらに 90 時間の飛行を継続できるだけの JP-8 を余していたとの説明。同機は 2016/11/30 から New Mexico State University の Unmanned Air Systems Flight Test Center (Las Cruces International Airport, TX) で飛行試験を開始、2016/12/2 に高度 6,500-7,500ft で飛行、平均速度 57kt を達成していた。(DARPA 2017/1/4, Vanilla Aircraft 2017/1/5, IHS Jane's 360 2017/1/5)
  • Leidos Inc. は、JIDO (Joint Improvised Threat Defeat Organization) 向けの分析・情報・訓練業務について、副契約社として参画する、と発表した。主契約社は CACI。基本契約 2 年間、オプション契約 3 年間、総額 2 億 200 万ドルの案件。(Leidos 2017/1/5)
  • Dassault Aviation がまとめた 2016 年度の実績によると、2016 年の Rafale の受注はインド向けの 36 機で、前年の 48 機 (エジプト向け×24, カタール向け×24) より減少。デリバリーの方は 9 機 (フランス向け×6, エジプト向け×3) で、2015 年の 8 機 (フランス向け×5, エジプト向け×3) より増えた。(Dassault Aviation 2017/1/5)
  • Ukroboronprom は、傘下の Kyiv Armored Plant が 2016 年に 50 両を超える BTR-3 装甲車をウクライナ軍にデリバリーした、と発表した。その他の車種も含めると、2016 年に製作した装甲車などは合計 140 両ほどだとしている。(Ukroboronprom 2017/1/5)
  • Ukroboronprom 傘下の JSC Meridian が National University Kyiv Polytechnic Institute と組んで開発を進めてきたミニ UAV・BpAK-MP-1 が試験を終えて、ウクライナ軍向けに年産 100 機のペースで量産に入ることになった。ボスの V'yacheslav Protsenko 氏によると、同機のために専用の生産設備を用意するとのこと。受注があれば年産 200 機までペースアップできるとしている。2016 年の生産実績は 11 システム・33 機。手投げ発進・パラシュート回収で運用する。(Ukroboronprom 2017/1/4)
  • Ukroboronprom 傘下の Ukroboronservis がアメリカの Aeroscraft と組んで、ウクライナ国内で NATO 規格の小火器を製作することになった。第一弾は M16 モデル WAC47 自動小銃。(Ukroboronprom 2017/1/3)

今日の米軍調達 (Contracts 2017/1/5)
AIR FORCE
  • GA-ASI (General Atomics Aeronautical Systems Inc., Poway, CA) : MQ-9 を対象とする兵站支援業務 (CLS : Contractor Logistics Support) のフェーズ 1 分を、$23,969,228 で。フランス向けの FMS (Foreign Military Sales) 案件、2017/12/31 まで。AFLCMC (Air Force Life Cycle Management Center), Wright-Patterson AFB, OH (FA8620-15-G-4040/#0026)
DLA (Defense Logistics Agency)
  • GE Medical Systems Information Technology Inc., Wauwatosa, Wisconsin) : 患者モニタリング システム、サブシステム、アクセサリー類について、修正契約を $14,400,000 (価格修正条項付き) で。陸海空軍・海兵隊・その他民間部局向け、2018/11/3 まで。DLA (Defense Logistics Agency) Troop Support, Philadelphia, PA (SPM2D1-09-D-8300/P00113)
ARMY
  • Great Lakes Dredge & Dock Co., LLC (Oak Brook, IL) : ペンシルバニア州 Philadelphia で実施する浚渫工事・岩石除去工事について、修正契約を $13,999,968 で。2018/3/15 まで。Army Corps of Engineers, Philadelphia, PA (W912BU-15-C-0054/P00004)
  • State of Missouri, Department of Social Services (Jefferson City, MO) : Fort Leonard Wood で実施する給養業務について、120 日間の延長修正契約を $11,662,024 で。2017/5/9 まで。Army Contracting Command, Fort Leonard Wood, MO (W911S7-16-C-0006/P00008)

今日の報道発表
  • BAE Systems は米空軍 AFRL (Air Force Research Laboratory) から、政府機関のネットワークで機微情報の共有を図るためのクロスドメイン ソリューション開発契約を 5 年間・4,900 万ドルで受注した。案件の名称は Systems Engineering and Evaluation System Analysis Worldwide Cross Domain で、情報機関や国防総省、その他の政府機関を対象とする。(BAE Systems 2017/1/5)
  • 英国防省は、イギリス空軍 (RAF : Royal Air Force) の A400M Atlas を対象とするサポート業務契約を 4 億 1,000 万ポンドで発注した。整備・補修・アップグレード改修をカバーするもので、期間は 2026 年まで。これにより、Airbus Defence and Space (RAF Brize Norton, Oxfordshire) で 200 名、サプライチェーン関連でもう 200 名 (Messier Dowty / Gloucester, Thales / Crawley, GKN / Bristol, Rolls-Royce / Bristol など)、合計 400 名分の雇用につながるとしている。A400M 自体は現時点で 14 機を領収、2019 年までに 22 機を揃える計画。(MoD UK 2017/1/5)
  • 英国防省は、MBDA が主導する企業聯合・UK Dragonfire に対して、レーザー兵器 (LDEW : Laser Directed Energy Weapon) のデモンストレーション契約を 3,000 万ポンドで発注した。さまざまな射程・気象条件下で目標を選択・追尾する手法について検討、実証試験は 2019 年に実施する計画。それにより、計画の今後に関する意志決定や DSTL (Defence Science and Technology Laboratory) によるロードマップ策定のための材料を得る。最初のレーザー兵器を 2020 年台半ばに配備する構想。(MoD UK 2017/1/5)
  • 仏国防調達局 (DGA : Delegation Generale pour l'Armement) は、フランス軍向けの監視・偵察用ミニ UAV (SMDR : Systeme de Mini-Drone de Reconnaissance) として Thales 製 Spy'Ranger の採用を決定、2016/12/21 に発注した。仏陸軍で 2008 年から運用している DRAC (Drone de Renseignement Au Contact) の代替用で、2018 年以降に確定 35 システム、さらにオプション契約分 35 システムを調達する計画。すべて実現すると 70 システム・210 機、総額 1 億 430 万ユーロ (1 億 880 万ドル) の案件で、契約には 10 年分のサポート業務も含む。(Thales 2017/1/5, DGA 2017/1/5, DefenseNews 2017/1/5)
  • 仏国防調達局 (DGA : Delegation Generale pour l'Armement) は Safran Electronics & Defense (ex-Sagem Defense Securite) に対して 2016/12/29 に、AASM (Armament Air-Sol-Modulaire) こと GBU-38 Hammer のブロック 4 を発注した。新型の開発に際して性能を維持しつつコストの低減を図り、生産能力を倍増するとしている。2019 年からデリバリー開始の予定。現時点での累計デリバリーは 1,700 発ほど。(DGA 2017/1/5)

今日の米軍調達 (Contracts 2017/1/4)
AIR FORCE
  • GA-ASI (General Atomics Aeronautical Systems Inc., Poway, CA) : MQ-9 Reaper 輸出型 (MQ-9 Exportable) ブロック 5 と関連機材を $56,656,833 で。UCA (Undefinitized Contract Action)。スペイン向け FMS (Foreign Military Sales) 案件、2019/1/31 まで。AFLCMC (Air Force Life Cycle Management Center), Wright-Patterson AFB, OH (FA8620-15-G-4040/#0034)
NAVY
  • Andromeda Systems Inc. (Virginia Beach, VA) : Fleet Readiness Center Southeast 向けの兵站支援・技術支援業務を $40,620,652 で。計画立案、分析、開発、訓練、支援機材の管理、施設といった分野が対象。2022/1 まで。NAWC-TSD (Naval Air Warfare Center Training Systems Division), Orlando, FL (N61340-17-D-0002)
  • Boston Ship Repair LLC (Boston, MA) : USNS Comfort (T-AH-20) を対象とする 75 日間の定期入渠・オーバーホールを $17,244,435 で。オプション契約分まで含めた総額は $18,436,195。2017/5/28 まで。MSC (Military Sealift Command), Norfolk, VA (N32205-17-C-4400)
  • Baldi Bros. Inc. (Beaumont, CA) : Naval Base Ventura County (Point Mugu, CA) の誘導路 C を対象とする舗装直しと照明設備の工事を $10,663,069 で。2017/12 まで。NAVFAC (Naval Facilities Engineering Command), Southwest, San Diego, CA (N62473-15-D-2443/#0004)
ARMY
  • Science and Technology Corp. (Hampton, VA) : Aberdeen Test Center (Aberdeen Proving Ground, MD) で実施する機械加工・溶接・製作支援業務を $22,346,913 で。2022/1/4 まで。Army Contracting Command, Aberdeen Proving Ground, MD (W91CRB-17-D-0005)

今日の報道発表 (北米編)
  • GDBIW (General Dynamics Bath Iron Works) で建造していた Arleigh Burke 級フライト IIA リスタート艦の一番手・USS Rafael Peralta (DDG-115) の領収試験が、2016/12/16 に完了した。2 月にデリバリーして 3 月に Bath を出航、母港に向かう予定。GDBIW ではさらに、USS Thomas Hudner (DDG-116)、USS Daniel Inouye (DDG-118)、USS Carl M. Levin (DDG-120) の 3 隻を建造中。(GDBIW 2017/1/4, IHS Jane's 360 2016/12/28)
  • Teledyne SeaBotix は米国防総省から、EOD (Explosive Ordnance Disposal) 向け ROV (Remotely Operated Vehicle) に関する契約を受注した。契約額は数百万ドル、販売代理店の ADS (Atlantic Diving Supply) と組んでの受注。すでに LBV と vLBV を納入した実績があるが、今回の契約では Teledyne SeaBotix vLBV300 ROV×60 システムを納入する。(Teledyne SeaBotix 2017/1/3)

今日の報道発表 (その他編)
  • Saab AB は某国から、AEW&C (Airborne Early Warning and Control) に関する契約を 2 億 3,600 万ドルで受注した。Surveillance 部門と Support and Services 部門の担当で、2019-2021 年にかけてデリバリーの予定。(Saab 2017/1/4)
  • Saab AB は某国から、84mm 無反動砲 Carl Gustaf を 3 億 3,400 万クローネで受注した。2017 年中にデリバリーする予定。モデルについては「M3 を含む」としている。(Saab 2017/1/4)
  • Elbit Systems Ltd. は Rafael Advanced Defense Systems Ltd. から、2 件の契約を受注した。航空機搭載用レーザー目標指示器に関するもので、総額 3,500 万ドル?・3 年間の契約。Rafael がアジア太平洋地域の 2 ヶ国から受注した案件で使用するもの。(Elbit Systems 2017/1/3)
  • RADA Electronic Industries Ltd. は極東の某国から、RPS-42 MHR (Multi-mission Hemispheric Radar) を受注した。地上配備型高出力レーザー兵器の開発・試験で使用するもの。(RADA Electronic Industries 2017/1/3)
  • 2016 年 5 月に破産した韓国の STX Offshore and Shipbuilding 傘下にある STX France について、韓国の裁判所は Fincantieri Sp.A をパートナーに選定した。なお、Fincantieri はこの件に関して Samil PricewaterhouseCoopers を顧問につけている。(Fincantieri 2017/1/3, DefenseNews 2017/1/3)
  • 露国防省は、2017 年中に NBC (Nuclear, Biological and Chemical) 部隊向け UAV の開発を完了する、と発表した。すでに 2016 年には、RHM-6 NBC 偵察車と TDA-3 発煙車を配備済みだとしている。(Russian MoD 2017/1/3)

今日の米軍調達 (Contracts 2017/1/3)
AIR FORCE
  • Northrop Grumman Technical Services (Herndon, VA) : KC-10 用エンジンのオーバーホール×10 基分を $45,061,664 で。カナダの Vancouver で実施、2018/12/31 まで。AFLCMC (Air Force Life Cycle Management Center), Tinker AFB, OK (FA8105-17-F-0003/P00001)
  • Northrop Grumman Technical Services (Herndon, VA) : KC-10 を対象とする兵站支援業務 (CLS : Contractor Logistic Support) を $17,755,034 で。作業場所は以下の通り。
    • McGuire AFB, NJ
    • Travis AFB, CA
    • Hickam AFB, HI
    • Yakota AB, Japan
    • Tinker AFB, OK
    2018/12/31 まで。AFLCMC (Air Force Life Cycle Management Center), Tinker AFB, OK (FA8105-17-F-0002/P00002)
  • Sotera Defense Solutions Inc. (Herndon, VA) : Predictive Analysis Software Prototype and Report を $9,833,515 で。マルチソースのデータ融合、サイバー分野での不審な活動に対する予察、試作ソフトウェアに関わるアーキテクト/インテグレーター、といった内容。2021/7/3 まで。DARPA (Defense Advanced Research Projects Agency) の研究開発予算を使用。AFRL (Air Force Research Laboratories), Rome, NY (FA8750-17-C-0020)
  • Raytheon Co., Integrated Defense System (Tewksbury, MA) : カタール空軍 (QEAF : Qatar Emiri Air Force) の作戦施設に導入するクロスドメイン ソリューションについて、開発とシステム試験に関する修正契約を $9,093,075 で。FMS (Foreign Military Sales) 案件、2017/12/14 まで。AFLCMC (Air Force Life Cycle Management Center), Hanscom AFB, MA (FA8730-15-C-0002/P00011)

今日の報道発表
  • Harris Corp. は、Critical Networks セグメントの下で衛星・地上・ワイヤレス通信事業を担当していた CapRock Communications 部門を、SpeedCast International Ltd. に 4 億 2,500 万ドルで売却した。現金買収。(Harris 2017/1/3)
  • Airbus Defence and Security の EBD (Electronics and Border Security) 部門 (HENSOLDT と改称の予定) は CES (Consumer Electronics Show) 展示会の席上で、UAV 対策ソリューション "Xpeller" の新製品としなる可搬式ジャミング機材を発表した。南アの子会社・GEW Technologies が手掛けた製品で、さまざまなセンサーから得たデータを融合する機能に、シグナル分析やジャミングの技術を組み合わせて開発。(Airbus Defence and Security 2017/1/3)

| 先頭に戻る |


戦争・紛争

最近のニュースいろいろ
  • 米国防総省が 2017/1/7 に、海兵隊 300 名をアフガニスタンの Helmand に派遣すると表明。アフガニスタン軍に対する訓練の強化が目的だとしている。アフガニスタン側もこれを歓迎した。(SpaceWar 2017/1/7)
  • CJTF-OIR (Combined Joint Task Force Operation Inherent Resolve) は、2016/12/31 に実施した航空攻撃でシリアの ISIL (Islamic State of Iraq and the Levant) 幹部・Mahmud al-Isawi が死亡した、と発表した。イラクの Fallujah で宣伝・情報部門を担当した後にシリアに移り、指令の伝達や資金面を担当していた人物だとされる。(DoD 2017/1/6)
  • イスラエルの Eros B 衛星が 2016/12/28 に撮影したシリア国内の衛星写真が、2017/1/5 に IAI (Israel Aerospace Industries Ltd.) の子会社・iSi (ImageSat International) の Web サイトに載った。それによると、ロシア軍がシリア国内・Latakia の Hmeymin AB に Iskander (SS-26) 弾道ミサイルの発射機×2 基を持ち込んでいる。(DefenseNews 2017/1/6)
  • ロシア軍参謀総長の Valery Gerasimov 大将が 2017/1/6 に、露海軍の空母 RFS Admiral Kuznetsov について「シリア沖での任務を終えて帰国、母港の Severomorsk に戻る」と発表した。ただし、いつ帰国の途につくかは明らかにしていない。一方で、シリア政府軍が奪還した Aleppo では地雷除去や医療を担当する要員を保護する目的で、職業軍人だけで編成した大隊規模の憲兵隊を派遣した。(IHS Jane's 360 2017/1/6)
  • アメリカ主導の有志聯合諸国は、Mosul の奪還作戦を進めているイラク軍を支援している顧問団について、倍増して 450 名とした。イラク軍の指揮所に加わって、助言を担当している由。(SpaceWar 2017/1/4)

| 先頭に戻る |


こぼれ話

| 先頭に戻る |


AFPS : American Forces Press Service
JDW : Jane's Defence Weekly
DID : Defence Industry Daily

Contents
HOME
Works
Diary
PC Diary
Defence News
Opinion
Ski
About


| 記事一覧に戻る |