今週の軍事関連ニュース (2018/10/11)
 

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一般ニュース

今日のニュースいろいろ
  • リトアニアで 2018/10/8-12 にかけて、サイバー セキュリティとサイバー防衛の演習、"Cyber Shield 2018" ならびに "Amber Mist 2018" が行われている。リトアニア軍や NATO に加えて、リトアニアの官民関係者が参画。"Cyber Shield 2018" は脅威への備え、"Amber Mist 2018" はサイバー防衛のための訓練シナリオ実施を図るもの。(Lithuanian MoD 2018/10/10)
  • アメリカは、2018/9/30 に終了した FY2018 に総額 556 億ドルの FMS (Foreign Military Sales) 武器輸出を記録した。対前年度比で 33% の増加となる。(VoA 2018/10/9)

今日のニュースいろいろ
  • James Mattis 米国防長官が米海空軍に対して、主要 4 機種 (F-35, F-22, F-16, F/A-18) の MC (Mission Capable) 率を 2019/9 までに 80% 以上まで引き上げるよう指令を飛ばした。(DefenseNews 2018/10/9)

今日のニュースいろいろ
  • 2018/10/4 に Eielson AFB で、演習 "Red Flag Alaska 19-1" がスタートした。10/18 までの予定。海外からは韓国空軍の F-15K が参加しているほか、フィンランド空軍が初参加している。(USAF 2018/10/4)

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産業・装備・調達

最近のニュースいろいろ
  • ブラジル空軍 (FAB : Forca Aerea Brasileira) が、運用中の C-130×12 機を対象とする改修作業を OGMA (Industria Aeronautica de Portugal S.A.) に 9,890 万ドルで発注した、との報道がある。(DID 2018/10/9)

今日の米軍調達 (Contracts 2018/10/9)
NAVY
  • NAVMAR Applied Sciences Corp. (Warminster, PA) : 対潜戦 (ASW : Anti Submarine Warfare) に関連する、以下の研究開発案件を $7,707,370 で。
    • N08-008 "Commandable Mobile Anti-Submarine Warfare Sensor,"
    • N08-023 titled "Precision High Altitude Sonobuoy Emplacement,"
    • N101-042 titled “Environmental Wideband Acoustic Receiver and Source."
    前契約は N68335-15-G-0013。SBIR (Small Business Innovative Research) フェーズ III 案件、2022/10 まで。NAWC-AD (Naval Air Warfare Center Aircraft Division), Lakehurst, NJ (N68335-19-F-0432)

今日の報道発表 (北米編)
  • 米陸軍が NSPA (NATO Support and Procurement Agency) 経由で、BAE Systems Bofors 製の 155mm 砲弾・BONUS を調達することになった。すでに認証試験は実施済み。M777 や M109 から発射する。生産はスウェーデンの Karlskoga で実施、一部コンポーネントの生産は Nexter が担当している。(BAE Systems 2018/10/9)
  • 米陸軍は、FIM-92 Stinger に取り付ける新型近接信管の認証試験を Eglin AFB で実施、試射で全弾命中を記録した。(Raytheon 2018/10/9)
  • Raytheon Co. と米陸軍は、M982 Excalibur 誘導砲弾の発展型、Excalibur EST (Excalibur Shaped Trajectory) の開発を完了した。(Raytheon 2018/10/9)
  • Raytheon Co. は、米陸軍の PrSM (Precision Strike Missile) 向けに開発している DeepStrike について、ミサイル 2 発を収容するポッドと発射機のインテグレーションを完了した、と発表した。対象は M142 HIMARS (High Mobility Artillery Rocket System) と M270 MLRS (Multiple Launch Rocket System)、作業は 7 月に Fort Sill で実施した。(Raytheon 2018/10/8)
  • IMI Systems は、2018/10/8-10 にかけて開催された米陸軍協会 (AUSA : Association of United States Army) の会合に、Iron Fist APS (Active Protection System) の軽量化バージョン、IF-LD (Iron Fist Light Decoupled) を出展した。Oshkosh Defense LLC 製 JLTV (Joint Light Tactical Vehicle) との組み合わせ。(IMI Systems 2018/10/8)

今日の報道発表 (その他編)
  • Leonardo Sp.A と Thales が共同で手掛けている航空機用の自衛システムが、成功裏に実証試験を実施した。スウェーデン軍国防資材局 (FMV : Forsvarets Materielverk) が実施した SALT (Surface-to-Air Launch Trial) がそれで、DSTL (Defence Science and Technology Laboratory) が後援した。システム構成は、Leonardo 製の DIRCM (Directed Infra-Red Countermeasures)・Miysis と、Thales の多機能 TWS (Threat Warning System)・Elix-IR で、これを Leonardo の DAS (Defensive Aids Suite) コントローラで管制する。(Leonardo 2018/10/9)
  • Naval Group と ECA Group は、次世代掃海艇×12 隻の共同調達を計画しているオランダとベルギーに対して無人化した対機雷戦 (MCM : Mine Countermeasures) システムを提案するため、技術面・商取引面をカバーするパートナーシップを組んだ。(Naval Group / ECA Group 2018/10/8)
  • Taurus Systems GmbH は 2018/9/26 にスペイン国防省から、KEPD350 ミサイルを対象とするアップグレード改修と整備に関する契約を受注した。スペイン空軍 (EdAE : Ejercito del Aire Espanol) で現用中のものが対象で、契約額は 3,000 万ユーロを下回るとしている。スペインではこれを 10 年前から、C.15 (EF-18) と組み合わせて運用している。(MBDA 2018/10/8)
  • スペイン陸軍航空学校 (ACAVIET : Academia de Aviacion del Ejercito de Tierra) のシミュレーション訓練施設、CESIHEL (El Centro de Simulacion de Helicopteros) で、2019 年にシミュレータの増強を実施することになった。現在は、 and EC665 Tiger, located at two different bases: Colmenar Viejo に FFS (Full Flight Simulator)×6 基 (CH-47D, AS532 Cougar, EC135)、Almagro に FFS×2 基 (EC665 Tiger) を設置しているが、2019 年に Indra 製 NH90 用 FFS×2 基を追加する。(Indra 2018/10/8)
  • Airbus Defence and Space 傘下の Airbus CyberSecurity が Atos と組んで EU から、研究機関、サービス、部局・17 部門を対象とするサイバー セキュリティ業務の契約を受注した。(Airbus Defence and Space 2018/10/8)
  • IAI (Israel Aerospace Industries Ltd.) は、SAHAR ファミリーの一環となる自律 IED (Improvised Explosive Device) 探知/無力化システムを開発した、と発表した。探知には複数のセンサーの組み合わせを使用するとしている。(IAI 2018/10/8)
  • IAI (Israel Aerospace Industries Ltd.) は、Caterpillar 製のブルドーザーを無人化する契約を受注した、と発表した。(IAI 2018/10/8)
  • 露国防省は、カムチャッカ方面の港湾でサボタージュ対策任務に使用する新型警備艇、Grachonok (Project 21980) を配備、配員を実施した、と発表した。全長 31m,全幅 9.5m、排水量 138t、最高速力 23kt、航続距離 200nm、連続行動日数 5 日、乗員 8 名。(Russian MoD 2018/10/8)
  • Rostec 傘下の Techmash が、UAV 搭載用に重量 2.5-50kg の範囲の兵装を納入する用意がある、と発表した。(Rostec 2018/10/5)
  • UEC (United Engine Corp.) 傘下の JSC UEC-Klimov は、ベトナムの Vietnamese Helicopter Technical Service Co. を東南アジア地域向けのディストリビューターに選定した。対象機種は民間機向けの TV3-117 と VK-2500、対象国はインドネシア、マレーシア、カンボジア、タイ、ベトナム、ミャンマー (ビルマ)、ラオス、オーストラリア、インド、中国、バングラデシュ、スリランカ。これを受けて年内に、ベトナムの Vung Tau に整備拠点を新設する。(Rostec 2018/10/8)

今日の報道発表 (北米編)
  • Richard V. Spencer 米海軍長官は、新規建造する沿岸戦闘艦 (LCS : Littoral Combat Ship) について艦名を USS Cleveland にする、と発表した。(US Navy 2018/10/8)
  • 米陸軍が 2026 年からの配備を計画している次世代歩兵戦闘車 (IFV : Infantry Fighting Vehicle)・NGCV (Next-Generation Combat Vehicle - Optionally Manned Fighting Vehicle) について、Raytheon Co. と Rheinmetall Defence AG が組んで Lynx を提案することになった。兵装、センサー、システム インテグレーションを Raytheon が担当する図式。(Raytheon 2018/10/8)
  • BAE Systems は米陸軍から、M777 榴弾砲×18 門を追加受注した。2021 年の納入を予定している。(BAE Systems 2018/10/8)
  • BAE Systems が、次世代版ディスペンサー Smart D2 (Smart D2) を発表した。フレア、アクティブ RF (Radio Frequency) デコイ、キネティック迎撃手段といったものを投射できる、航空機自衛用の製品。(BAE Systems 2018/10/8)
  • Lockheed Martin Corp. は米陸軍から、AN/TPQ-53 (Q-53) レーダーの送受信モジュールを窒化ガリウム (GaN : Gallium Nitride) 化する件について修正契約を受注した。全規模量産 (FRP : Full Rate Production) の一環となるもの。GaN 化によって送信出力をアップ、探知可能距離の延伸を実現する。また、信頼性の向上と総保有コストの低減につながるとしている。(Lockheed Martin 2018/10/8)
  • Lockheed Martin Corp. で製作した AEHF (Advanced Extremely High Frequency) 通信衛星の 4 号機が、2018/9/26 に ULA (United Launch Alliance) の Atlas V ロケットに積み込まれた。2018/10/17 に Cape Canaveral AFS (Air Force Station) から打ち上げる予定。(Lockheed Martin 2018/10/8)
  • GDIT (General Dynamics Information Technology) は米海軍から、NSIPS (Navy Standard Integrated Personnel System) の改良を実施する PERSMOD (Personnel Modernization) について、9,320 万ドルの追加契約を受注した。累計受注額は 1 億 7,700 万ドルから 2 億 7,020 万ドルに増加。さらに 9,570 万ドルを追加して 3 億 6,600 万ドルになる可能性もある。(GDIT 2018/10/8)
  • 米陸軍と GA-ASI (General Atomics Aeronautical Systems Inc.) が 6 月から実施していた、MQ-1C Gray Eagle ER (Extended Range) の FOT&E (Follow-On Operational Test & Evaluation) が完了した。合計 644 回のフライトを実施。これにより、FORSCOM (Forces Command) に続いて INSCOM (Army Intelligence and Security Command) と SOCOM (Special Operations Command) への配備について道が拓けるとしている。(GA-ASI 2018/10/8)
  • Oshkosh Corp. 傘下の Oshkosh Defense LLC が、2018/10/8-10 にかけて開催された米陸軍協会 (AUSA : Association of United States Army) の会合で、FMTV (Family of Medium Tactical Vehicles) の新型、FMTV A2 を出展した。16 種類の派生型で構成する。(Oshkosh 2018/10/8)
  • Raytheon Co. は、米陸軍の LTAMDS (Lower Tier Air and Missile Defense Sensor) 計画について、技術熟成・リスク低減 (TMRR : Technology Maturation and Risk Reduction) フェーズの契約を受注した。(Raytheon 2018/10/8)
  • Raytheon Co. は米陸軍から、BGM-71 当対戦車ミサイルで使用する新しい推進システムの開発を、3 年間・ 2,100 万ドルで受注した。性能改善が目的。非鋭敏性の推進剤を使用するもので、DOTC (Defense Ordnance Technology Consortium) の枠組みを通じて実現する。(Raytheon 2018/10/7, IHS Jane's 2018/10/22)
  • Northrop Grumman Corp. は、LEO (Lethality Enhanced Ordnance) ミサイル弾頭の改良型について、実証試験を成功裏に実施した、と発表した。(Northrop Grumman 2018/10/4)

今日の報道発表 (その他編)
  • Gavin Williamson 英国防相は、イギリス海軍 (RN : Royal Navy) の 26 型フリゲート・8 隻すべてが Devonport を母港とする、と発表した。同級は現時点で 1-4 番艦の艦名が決定済み (HMS Glasgow, HMS Cardiff, HMS Belfast, HMS Birmingham)。(MoD UK 2018/10/8)
  • Stuart Andrew 英軍務相は、RFA (Royal Fleet Auxiliary) 所属艦ならびにイギリス海軍 (RN : Royal Navy) の海洋観測艦・合計 17 隻を対象とするサポート業務契約について発表した。総額 10 億ポンド、700 名の雇用につながるとしている。コンペティションによって決まった担当と、その内訳は以下の通り。
    • Cammell Laird (Birkenhead) : RFA の Fort 級給油艦と Wave 級給油艦 (3 億 5,700 万ポンド)
    • Cammell Laird (Birkenhead) : RFA の Tide 級給油艦 (2 億 6,200 万ポンド)
    • A&P (Falmouth) : RFA の Bay 級揚陸艦、航空練習艦 RFA Argus、海洋観測艦 HMS Scott (2 億 3,900 万ポンド)
    • UK Docks Ltd. (Tyneside) : 海洋観測艦 HMS Echo と HMS Enterprise、氷海巡視船 HMS Protector (1 億 5,000 万ポンド)
    さらに、2019 年に FISS (Future In Service Support) 計画の下で 3 件の追加契約を予定している。(MoD UK 2018/10/7)
  • イタリア空軍 (AMI : Aeronautica Militare Italiana) が NAWC China Lake で Tornado ECR を使って実施していた、AGM-88E AARGM (Advanced Anti-Radiation Guided Missile) の運用評価試験が完了した。これで実働部隊への配備が可能になる。(Northrop Grumman 2018/10/4, IHS Jane's 2018/10/8)
  • Rheinmetall Defence AG が某海外カスタマーから、Fuchs 2 (Fox 2) 装輪装甲車で使用するコンポーネントを受注した。契約額は "数億ユーロ" (Triple-Digit Million Euro) の規模だとしている。Kassel の工場で製作して、2019-2020 年にかけて納入の予定。なお、この Fuchs 2 のカスタマーがアルジェリアであるとする情報がある。Fuchs の累計生産は 1,400 両に達している。(Rheinmetall Defence 2018/10/8, IHS Jane's 2018/10/12)
  • 2018/10/2 にフランス空軍 (AdlA : Armee de l'Air) 参謀総長の Philippe Lavigne 大将が、Air Base 709 "Commandant Menard" (Cognac-Chateaubernard) を訪問、新型練習機 Pilatus PC-21 を視察した。2019 年の初頭までに、実機を 17 機とシミュレータを揃えることになっている。(French Air Force 2018/10/3)
  • スイス国防省の調達部門・Armasuisse は、次世代戦闘機調達計画・Air 2030 PAC (Prochain Avion de Combat) について、オフセット率 100% を要求することを明らかにした。(Armasuisse 2018/10/8)
  • ブラジル空軍 (FAB : Forca Aerea Brasileira) は、E-99 早期警戒機の近代化改修計画を進めており、2 機目を Gaviao Peixoto にある Embraer (Empresa Brasileira de Aeronautica S.A.) の工場に送り込んだ。ミッション システムやサブシステムの更新による能力向上を図る。機体の所属は Guardian Squadron, 2nd/6th GAV (Ala 2)。SIVAM (Sistema de Vigilancia da Amazonia/Amazon Integrated Surveillance System) 計画の一環として 2002 年から就役させたもので、2022 年までに 5 機すべての改修を終える計画になっている。(Brazilian Air Force 2018/10/5)

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こぼれ話

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AFPS : American Forces Press Service
JDW : Jane's Defence Weekly
DID : Defence Industry Daily

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