今週の軍事関連ニュース (2020/10/15)
 

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一般ニュース

今日のニュースいろいろ
  • USS Barry (DDG-52) が 2020/10/14 に、台湾海峡で "通例の通航" を実施した。(US Navy 2020/10/14)
  • NATO がアイスランドの Keflavik AB を拠点として実施しているアイスランド向けの対領空侵犯措置任務を、米空軍の 493rd EFS (493rd Expeditionary Fighter Squadron) 所属の F-15C/D が引き継いだ。そのアイスランドでは、NSPA (NATO Support and Procurement Agency) が長距離対空監視レーダー AN/FPS-117 を対象とするアップグレード改修を実施・完了したところ。数百万ドル規模の費用をかけて実施していたもの。シグナル処理とデータ処理の改善、最新の運用要求に対応するための能力強化を実施した。(NSPA 2020/10/12, SpaceWar 2020/10/13)

今日のニュースいろいろ
  • 2020/9/29 に発生した F-35B との空中接触によりカリフォルニア州 Thermal のニンジン畑に不時着した KC-130J のうち、エンジンが 2020/10/8 に、主翼が翌日に撤去された。(DID 2020/10/13)

今日のニュースいろいろ
  • 米上院外交委員会の Bob Menendez 議員 (D-NJ) と、米上院軍事委員会の Jack Reed 議員 (D-RI) が Mark Esper 米国防長官に書簡を送りつけた。アラブ首長国連邦 (UAE : United Arab Emirates) 向けの F-35 輸出に付随する安全保障上のリスクに対して、どう対処するつもりなのかを説明するよう要求するもの。イスラエルの利益を損なう可能性に加えて、紛争当事国の輸出になる点を問題視している。(Senators Bob Menendez and Jack Reed 2020/10/9)

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産業・装備・調達

最近のニュースいろいろ
  • SAIC (Science Applications International Corp.) は米海軍から、サウジアラビア海軍の C4ISR (Command, Control, Communications, Computers, and Intelligence, Surveillance and Reconnaissance) システムを対象とするアップグレード改修の契約を 4,950 万ドルで受注した。(SeaPower Magazine 2020/10/12)
  • 米沿岸警備隊 (USCG : US Coast Guard) が Gulfstream に、C-37B×1 機を 6,660 万ドルで発注した。USCG 仕様の通信機材やセキュリティ関連機材を備える。(Naval News 2020/10/13)
  • Lockheed Martin Corp. は、C-130 と F-16 のパーツ製造を外注している HAI (Hellenic Aerospace Industry) について、人員不足、マネージメントの問題、納入遅延といったトラブルを抱えていることから、代わりのサプライヤーを検討することを明らかにした。(DID 2020/10/13)
  • 韓国の国防事業庁 (DAPA : Defense Acquisition Program Administration) が、同国陸軍で運用している UH-60P×103 機を退役させて、KUH-1 Surion に置き換える計画を立てているとのこと。。(DefenseNews 2020/10/12)

今日の米軍調達 (Contracts 2020/10/13)
ARMY
  • Longbow LLC (Orlando, FL) : AH-64E 用のスペアパーツについて、修正契約を $32,154,552 で。2024/4/30 まで。インド、モロッコ、オランダ、アラブ首長国連邦 (UAE : United Arab Emirates) 向け FMS (Foreign Military Sales) 案件。Army Contracting Command, Redstone Arsenal, AL (W58RGZ-20-F-0464/P00001)
  • Spence Brothers (Saginaw, MI) : Union Street Dam (Traverse City, MI) と魚道の改修工事を $19,304,000 で。2024/9/2 まで。Army Corps of Engineers, Detroit, MI (W911XK-21-C-0001)
DLA (Defense Logistics Agency)
  • Altamira Ltd. (Pittsburgh, PA) : 医療関連機材とアクセサリー類を $11,875,000 (価格修正条項付き) で。陸海空軍・海兵隊向け、2025/10/12 まで。DLA (Defense Logistics Agency) Troop Support, Philadelphia, PA (SPE2DH-21-D-0051)

今日の報道発表
  • GA-EMS (General Atomics Electromagnetic Systems) と Boeing Co. が、米陸軍向けの高出力レーザー兵器 (HEL : High Energy Laser) 開発計画で協業することになった。(GA-EMS 2020/10/13)
  • Northrop Grumman Corp. が米空軍 AFRL (Air Force Research Laboratory) から契約を得て設計フェーズの作業を進めている多機能広帯域 AESA (Active Electronically Scanned Array) アンテナ開発計画・Aether Spy が、システム要求審査 (SRR : System Requirements Review) を完了した。用いているマイクロ エレクトロニクス技術は、DARPA (Defense Advanced Research Projects Agency) の ACT (Arrays on Commercial Timescales) 計画で開発したものがベース。(Northrop Grumman 2020/10/13)
  • 米空軍・航空戦闘軍団 (ACC : Air Combat Command) は 2020/9/23 に、GBU-53/B SDB (Small Diameter Bomb) インクリメント II こと Stormblaker について、F-15E での運用を承認した。(USAF 2020/10/13)
  • BAE Systems Inc. は米陸軍 INSCOM (Army Intelligence & Security Command) から、OSING (Open Source Intelligence) 分野の支援業務を 4 億 3,700 万ドルで受注した。GSA (General Services Administration) の OASIS (One Acquisition Solution for Integrated Services) 契約で、GSA の FEDSIM (Federal Systems Integration and Management Center) が陸軍の代理として所掌。訓練、ポリシー、ガバナンス関連の勧告、能力面の評価・適用を実施。(BAE Systems 2020/10/15)
  • AeroVironment Inc. は 2020/9/25 に米陸軍から、FMS (Foreign Military Sales) カスタマー向けの RQ-20 Puma 3 AE を $8,371,332 で受注した。訓練と支援業務も契約に含む。2021/3 に納入の予定。(AeroVironment 2020/10/13)

今日の報道発表 (北米編)
  • F-35 JPO (F-35 Joint Program Office) と Lockheed Martin Corp. は 2020/9/29 に MCAS (Marine Corps Air Station) Yuma (Yuma, AZ) で、1 個飛行隊分の ODIN (Operational Data Integrated Network) 用ハードウェア導入を完了した。(F-35 JPO 2020/10/9)

今日の報道発表 (その他編)
  • HMS Queen Elizabeth 艦上に展開している No.617 Sqn. と VMFA-211 の F-35B が、空母発着艦の資格認定 (CQ : Carrier Qualification) に続いて、Scotland 沿岸で実弾投下訓練を実施した。その後、F-35B はいったん RAF Marham に戻っている。(Royal Navy 2020/10/9)
  • Airbus が、オーストラリア空軍 (RAAF : Royal Australian Air Force) の A330-200 MRTT (Multi-Role Tanker Transport) を対象とする通信/ミッション システムのアップグレード改修を実施することになった。フェーズ 1 で設計とシステム開発を実施、最終設計審査 (CDR : Critical Design Review) まで駒を進める。続くフェーズ 2 でプロトタイプ機の改修を実施、最後に改修キットの納入となるが、これの導入は RAAF の担当。併せて、FFS (Full Flight Simulator)、IPT (Integrated Procedures Trainer)、RARO (Remote Air Refuelling Operator) 向けコンソール PTT (Part Task trainer) の更新に必要なデータも提供する。(Airbus 2020/10/12)
  • オーストラリア軍が Joint Project 2008 フェーズ 3F の下で設置作業を進めていた Satellite Ground Station (Geraldton, Western Australia) が、実働可能になった。担当メーカーは BAE Systems Australia、WGS (Wideband Global SATCOM) に対応する。(Australian DoD 2020/10/12)
  • Florence Parly 仏国防相が議会で、ギリシアへの引き渡しが決まったフランス空軍 (AdlA : Armee de l'Air) 所属の Rafale×12 機の代替用として、年内に Rafale×12 機を新規発注することを明らかにした。また、陸軍の第 4 特殊作戦ヘリコプター聯隊に配備する NH90 (TFRA Standard 2)×10 機も発注することになった。これは NH Industries が NAHEMA (NATO Helicopter Management Agency) との間で開発契約を締結したところ。この機体は、2025 年と 2026 年に 5 機ずつ納入する予定。(NH Industries 2020/10/12, Defense-Aerospace.com 2020/10/7)
  • エストニア向け K9 Kou 自走榴弾砲の 1 号車が、8 月末に韓国から現地に到着した。18 両を取得、第 1 歩兵旅団に配備する計画。(Estonian MoD 2020/10/9)
  • Antti Kaikkonen 芬国防相が 2020/10/9 に、同国陸軍向けに Nammo Lapua Oy 製の対戦車兵器・66 KES 12 を 2,600 万ユーロで調達する計画を承認した。さらに 2021-2022 年分のオプション契約も設定。66 KES 88 の後継機となるもので、貫徹能力と操作性を改善しているとの説明。(Finnish MoD 2020/10/12)

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こぼれ話

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AFPS : American Forces Press Service
JDW : Jane's Defence Weekly
DID : Defence Industry Daily

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