Opinion : 育ちの良し悪しや見識や品格 (2026/2/2)
 

個人的には特段にマークしていなかったのだけど、いわゆる「エプスタイン案件」の話が時折、Twitter の TL に流れてくる。

実は、DefenseNews の Early Bird Brief を見ていると、時折「児童ポルノ所持」を理由にして某が処分された、とかいう類のニュース記事がリンクされていることがある。下っ端だとそうやって処分されるのに、なまじ大物になると陰でコソコソと幼児性愛にうつつを抜かしても (今回のようにバレない限りは) お咎め無し… という現実にはゲンナリする。

「幼児性愛」と聞いても、個人的には「そんなん何が面白いんだ」という以上の感想はないのだけれど、性癖は人それぞれであるから、まぁ中には好きな人もいるんだろうなぁと。困ったものである。


で。「エプスタイン案件」では、エスタブリッシュメントというか、政治やビジネスの分野で功成り名を遂げた大物の名前が次々に出てくるのが特徴的。というか、そういう人を狙って勧誘していたという話もあるらしい。ひと財産作った挙句に、カネの使い道がそれかい、と呆れてしまうのだが。

この件は極端としても。お金持ちになったときに、その財産をどう使うかで、人柄というか、見識が出るよなと。ただ、いい家に育ったから然るべき見識を身につけているとは限らないし、逆もまたしかり。

してみると、単に生育環境・家庭環境だけで決まる話ではなくて、それぞれの生涯を通じて培われてきたなんらかが、人間としての品格などにも影響するのだろう。としか書きようがない。積み上げてきた経験であるとか、その過程で関わった人々とか、その他いろいろ。

と考えると、「きたなく儲けてもきれいに使え」は、シンプルに分かりやすい表現で、そして実に正しい教えなんだなと思わざるを得ない。もっとも、「きれいな」の解釈次第というところはあるにしても。

ただ、そういう教えに接する、あるいはそういう教えをしてくれる人が身近にいたかどうかで、けっこうな差はつきそう。もしかしたら、そういう考え方があるんだって教えてくれる人すらいなかった、という可能性だってあるわけだから。


ここまでは「おカネの使い方」という話にフォーカスして書いてきたけれども、それだけの話でもなさそう。

最近、カスハラという言葉が広まってきたせいもあり、接客業の人達に対してどう接するか、という問題が改めて注目されている感がある。スーパーやコンビニの店員さんに始まり、列車の車掌さん・駅員さん、はたまた飛行機の CA さんなど、対象はいろいろ。どれをとっても、穏やかに接する人もいれば、えらそーに接する人もいる。

似たようなところで。飛行機に乗って、荷棚に荷物を上げるのに、わざわざ CA さんを呼んでやらせる人がいる、とかいう話があるらしい。チビで手が届かないから仕方なくというならまだしも、手が届くなら自分でやれよと。重いからとかいう人がいるかも知れないけれど、機内持込荷物の上限は 10kg よ ?

これが、えらそーに接することで、わざわざ他人をあごで使うことで優越感を得ている、とかいう話だったら、なんとまあ尻の穴の小さい話であろうかと思う。接客業の人を相手に威張って見せて優越感を得て、それでどうするんだと。しょうもな。

もしかしてこれって、いわゆる「支配欲」を満足させたいという欲求が妙に強いとハマる罠なんだろうか。

案外と、こういうところに「育ちの良し悪し」「人としての品格の有無」みたいなのが出るものなのかも知れないなぁ、なんてことを考えてみている。

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