神々の館にて 〜 うちの PC 騒動記 (2001/8)
 

総入れ替え、の巻 (2001/8/31)

年末にかけて、実験機を含めて自作機のラインナップを大きく変更するという計画があり、その第一陣として、サーバの強化に取り掛かった。

今回は HESTIA と ARTEMIS の中身を入れ替え。目的は、HESTIA を新たに CUSL2 ベースのマシンにグレードアップし、CD-R ドライブをサーバに移転するというもの。これにより、ARTEMIS を実験機に転用できるというわけ。
サーバならグラフィック性能は問われないので、CUSL2 の内蔵グラフィックが使える。また、RAM を ARTEMIS から半分召し上げて、384MB に強化した。

ハードウェアの入れ替え自体は特に問題なかったが、Windows 2000 Server は再インストールする羽目になった。M/B が変わったからそのまま起動できないのは自明の理だが、「スタートアップ環境の修復」でも駄目で、結局、全面再インストール。
また、i815 の内蔵グラフィックを使うのは初めてだが、ドライバをインストールして再起動後、ハングしてしまったので蒼ざめた。しかし、これは AGP を 4x モードから 2x モード、VRAM を 32MB から 64MB に増やしたら解決。
あとは、PRO/100S のドライバ インストール、Active Directory と DNS の再構築、SP2 のインストール、Intel の inf アップデータとバスマスタ IDE ドライバのインストール、と順調に作業が進んだ。

さらに、実験機に転用された ARTEMIS に、Windows XP 日本語版 RC1 をインストール。Pentium III/550MHz + 128MB RAM でも、それなりに使えそう。

ヒマになると BIOS を更新 (II)、の巻 (2001/8/28)

今度は、Latitude の BIOS を更新した。メーカー品だからとはいえ、投入してから 1 年近く、同じ BIOS を使っていたというのは、極めて異例。
元のバージョンは「A08」だったのを、一挙に「A12」に更新。といっても、外面に現れるような変化はなし。(あったらあったで、それは怖いが)

深慮遠謀、の巻 (2001/8/23)

なかなか発売されなくて、首を長くして待ち焦がれていた「あれ」が、ついに発売になったので、さっそく買い込んだ。その正体は、パナソニックのデジタル コードレス FAX「KX-PW301DL」。
一見したところではパソコンともネットワークとも無関係だから「神々の館」で取り上げるのは不適切なれど、実はデジタルコードレスならではの深慮遠謀があってのこと。

…と書けば、デジタル コードレスに詳しい人はピンと来ると思うけど、将来的に、PC を持って外出したときの通信手段を PHS にするという目論見があって、その暁には PHS を自宅でデジタル コードレスの子機にもできるぞ、というのが狙い。
(なんにしても、PHS の投入で必要になる追加費用を捻出する目処が立たないと駄目だけど)

ヒマになると BIOS を更新、の巻 (2001/8/18)

しばらくぶりに ASUS の Web を見てみたら、A7VI-VM と CUSL2 の両方に新しい BIOS が出ていたので、さっそく更新。
CUSL2 (1009) の方は大きな変化は見られなかったものの、A7VI-VM の最新版 (1.02a) のリリースノートに「BIOS ブートシーケンスが早くなった」とあるので「ホンマかいな」と思ったら、本当に早くなった ! ワンダフル !

つながらない、の巻 (2001/8/15)

たまたま、自宅のインターネット常時接続環境がユーザー認証のトラブルを起こしたので、それに乗じて、SELENE でモデムを使ったダイヤルアップ接続のテストをした。ところが、内蔵モデムで発信すると、つながらない。というか、どうも発信をしていないらしい。うちはパルス回線だが、もちろんパルスとトーンを間違えるなんてことはしていない。

ところが、ふと思い立ち、余剰物資の 3Com XJ5560 を PC カードスロットに突っ込んだら、これはたちまち接続できた。ばーろー。
しかも、s30 が内蔵しているルーセントのソフトウェア モデムを使うと、猛烈に CPU パワーを食うらしく、他の動作が超緩慢になってしまう。これでは使えない。

というわけで、内蔵モデムについては使用を見送り、Windows XP の製品出荷後に IBM がドライバを出すかどうか、様子を見てみることにしようと思う。

引退劇いろいろ、の巻 (2001/8/14)

まず、SELENE にイスを奪われた HERMES が、HDD をフォーマットして Windows 98 をクリーン インストールされ、"引退待ち" フェーズに入った。今後、実験機が必要にでもならない限り、このまま引退になるはず。

あと、HELIOS に仕事で必要になった TurboLinux をインストールしている最中に、ATAPI の方の CD-ROM ドライブが動かなくなった。Windows 2000 の CD-ROM も起動しないのでドライブの故障と断定し、撤去。
この件の副産物は、FirePort 20 と SCSI CD-ROM の組み合わせでも、CD-ROM ブートするらしい、と判明したこと。てっきり無理だと早とちりしていたので、これは嬉しい誤算。何事も、実際にやってみないといかんね。

さらに、HELIOS に突っ込んであった 3Com の内蔵モデムも撤去した。

月女神セレネに関するいろいろ、の巻 (2001/8/11)

というわけで、スッタモンダの挙句、無事に Windows XP マシンになった SELENE だが、細かい話はいろいろある。

  • 無線 LAN : 富士通のアクセス ポイントと IBM のクライアントという組み合わせになってしまった。だが、ちゃんと使えている。Windows 2000 のときは Client Manager でいろいろ設定しないと動かなかったのに、Windows XP になったらドライバのプロパティで全部設定できたのは超便利。
  • その他のデバイス : 「?」付きのデバイスがひとつ残っているのだけど、正体がよく分からない。サウンドもネットワークもモデムも、みんな認識されているのに。
  • CF スロット : s30 をチョイスした理由の一つがこれ。PC カードスロットの下に CF のスロットがあるので、そこにバックアップ用の CF を突っ込んだ。これで、LAN カードと差し替える手間が省ける。しかも LAN は内蔵無線 LAN だから、いまのところ PC カードスロットは空白。
  • ClearType : Windows XP で ClearType を有効にしたら、英字の表示が極めて格好よくなった。おかげで、日本語との格差が目立つ目立つ。
  • アプリケーション : Office XP 英語版、秀丸 3.08、Paint Shop Pro 4.12、DiskX Zip といろいろインストールしてみたけれど、みんなちゃんと動いている。Windows 2000 で動くものなら、たいてい大丈夫じゃないかという気がしてきた。

月女神セレネ降臨、の巻 (2001/8/9-11)

史上最大の「気絶」をした。
標的になったのは、漆黒に輝く「ミラージュ ブラック」の、ThinkPad i series s30 (ワイヤレス LAN 搭載モデル)。これに RAM を増設し、256MB を満載。笑ってしまったのは、「メモリの値段は \5,500-、ただし本体と同時購入すると \2,000-、取付工賃が \1,500-」。つまり、本体プラス \3,500- で RAM 倍増。安すぎる。(しかもポイント 13% 還元とは太っ腹な > ヨドバシカメラ)
困ったのは、本体購入時に FDD が売り切れだったこと。あちこち探し回り、翌日に新宿西口のさくらやで見つけた。

そして、10 日の晩から、いきなり HDD をフォーマット。狙いはひとつ。Windows XP RC1 をインストールするのだ。ところが、これが悪戦苦闘の始まりだった。
ただ、うちの MSDN は DVD 版だから、CD-ROM ドライブでは読めない。もっとも簡単な解決策は、DVD ドライブを持つ HESTIA あたりにディスクをセットし、ネットワーク経由でセットアップする方法。

ところが、3Com EtherLink III PCMCIA 用の起動ディスクが動かなかった。ThinkPad 用の PC カード ドライバを組み込んでも駄目だったのは謎。そこで、3 年前に VAIO 用に作った REX-9530 (PCMCIA の SCSI) 用の起動ディスクを引っ張り出し、PC カード ドライバだけ ThinkPad 用のものにすげ替えたら、これは使えた。
そこで、いったん ARTEMIS に登場願い、XP の Pro 版だけ CD-R に焼き直し、そこからセットアップを試みた。しかし、DOS (正確には Windows 95 OSR2 のコマンド プロンプト) 上で WINNT.EXE を走らせても、ファイルをコピーし始めるところで HDD にアクセスしっぱなしになって止まってしまう。

そこで、「最後の手段」ということで、まず s30 の HDD のパーティションを 15GB + 5GB に切り直してあったうち、5GB の方 (D:) に XP のファイルを全部コピーした。その上で、先に Windows 2000 Pro の英語版をセットアップして日本語のロケールを追加しておき、そこに Windows XP を上書きセットアップ。これはうまくいった。

といったところで、恒例の悩みがやってくる。「マシン名を何にするか」。とはいえ、今回は比較的すんなりと決まった。「漆黒に輝くミラージュ ブラックの匡体」からの連想で、月女神セレネ Selene を頂戴することに決定。
なお、このマシンの導入にともない、今年中に HERMES (PCG-505X/64) と EOS (Macintosh PowerBook 2400c/180) の年内退役と除却が決まった。

無線 LAN がマトモになった !、の巻 (2001/8/9)

1 ヶ月近く悩まされ続けた「遅い無線 LAN」の原因は、意外なところにあった。
なんと、PC カードの設定で「省電力モード」をオンにすると、いきなり遅くなるのだ。省電力モードをオフにした途端に、まっとうなスピードの LAN が手に入ってしまった。別のノードを ping すると 10ms 前後。「10BASE-T 並みのスピード」を標榜するなら、こうでなくてはいけない。

このことから推測するに、省電力モードにすると、PC カード側の無線出力を極端に抑制するのではないだろうか。よくよく考えれば、無線LANを使用するのは自宅にいるときだけで、そのときは AC アダプタにつないでいるのだから、なにも省電力モードにこだわる必要はなかったのだ。とほほ。

スイッチング化、の巻 (2001/8/5)

仕事が忙しくなるとストレスがたまり、発作的に物欲大魔王と化すのは、同業者にもよくある話らしい。以上、言い訳でした。

というわけで、8 ポートのスイッチングハブを買った。I.O.DATA の奴にしようかとも思ったのだけど、やはり「ネットワーク屋」の製品がよかろうということで、アライドテレシスの「CentreCOM FS708XL」を、法事に出かけた帰りにヨドバシカメラで購入。\11,840- なり。これを、仕事部屋に置いていた TDK のダムハブと入れ替えた。

もともとルータに内蔵しているのはスイッチングハブだったので、これですべてのダムハブがスイッチングハブに切り替わったというわけ。といっても、もともとトラフィックが多いわけではないので、パフォーマンスに大差はない模様。
気に入ったのが、正面に付いているディップスイッチで、速度や全二重/半二重の認識を手動設定できるところ。通常は自動認識で使うにしても、実験のため、強制的に全二重にする必要が生じるかもしれないし。

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