神々の館にて 〜 うちの PC 騒動記 (2003/5)
 

その後の X31、の巻 (2003/5/26)

5/9 の浜松出張から、X31 を本格的に実戦投入した。これまでのデータでは、バッテリの持続時間は 4 時間+αというところ。確実を期するためには、もう 1 本バッテリが欲しいところ。ただ、匡体の下に取り付ける拡張バッテリにするか、標準バッテリをもう 1 本買うかは思案のしどころ。ティルトスタンドの代わりになる点では拡張バッテリの方が良いのだが、携帯性という面では厚みが増えてしまうのがイマイチ。いっそ、両方買うか ? (ぉ

X31 のキーボードのタッチは、s30 より心持ち軽め。s30 だと、やや力を入れてキーを叩き込まないといけないのに対し、X31 の方が軽く叩けるので疲れない。それだけでなく、ストロークが十分に確保されているのが嬉しいところで、VAIO Z が選に漏れたのも、この辺の事情があってのこと。(他にも、Windows のクリーン インストールがしづらい点を筆頭に、いろいろと落選の理由はあるのだけど…)

一方、ささやかながら気に入らないこと。右の方にあるキーの幅の件は慣れの問題だからいいとして、スピーカーが右側にしかない (モノラル状態) のはイマイチ。音質はともかく、一応 s30 はスピーカーが 2 個、左右対称に内蔵されていたもので、余計に気になるらしい (苦笑)。

その X31 に、東芝製の 2.5in HDD を入れて使っていたら、ふと気付いたことがある。HDD が立てる音が、iBook の HDD と似ているのだ。シークするときの「ひっかかり感」のあるガサついた音など、なんともソックリ。
MacOS X でシステム情報を調べても HDD の型番が出ないのだが、ひょっとすると東芝製かもしれない。わざわざバラして確かめるほどヒマじゃないけれど…

冥界ドメイン、の巻 (2003/5/23)

前回の話の書き忘れ。

Latitude が甦ったのはいいが、ATHENA という名前は ThinkPad X31 が襲名してしまっているので、もう使えない。そこで、さんざん思案した結果 (そんなことで悩むなよ)、双頭 Kerberos (本当は 3 つの頭だが) に続く冥界シリーズとして、Styx と名付けた。こいつに逆らうと、えらいことになるぞ (謎)。なお、ソ聯の SS-N-2 艦対艦ミサイルとは関係ないので、念のため。
ちなみに、PC の名前に合わせて、実験用に作成した Active Directory ドメインの方も「enfers.kojii.net」。まんまやんけ。

その他のイベントとして、内蔵 100BASE-TX に WL11E2 を接続したことで用なしになった、ASTERIA の無線 LAN カードと PCMCIA アダプタを撤去し、スロットを 2 本とも空いた状態に戻しておいた。
あと、いったんは Windows 2000 Server をセットアップした KERBEROS を、Windows NT Server 4.0 にダウングレード。仕事の関係で NT マシンが必要になったための変更で、この程度のスペックでも NT 4.0 ならサクサク動く。

甦る Latitude、の巻 (2003/5/21)

バッテリのへたりが原因で、いったんは放逐の瀬戸際に立たされ、連休明けからモスボール状態になっていた Latitude CPx J750GT (旧 ATHENA) が、意外な形で復活した。
試しに Windows Server 2003 をセットアップしてドメイン コントローラにしてみたら、(負荷がかからなければ) それなりに使えることが判明し、これならいろいろ実験できると考えた次第。もちろん、決して速いとはいいがたいものの、機能を絞れば RAM は意外と食わない。HDD は 20GB しかないが、実験用ならこれで十分。

ただ、3Com の FEM656C がうまく動かず、Intel の PRO/100 Mobile にせざるを得なかったのは誤算。このカード、CardBus 接続ではないので 100BASE-TX の割に遅いし、CPU パワーも食うのだ。それでも、動いてくれないと話にならないので、これで行くことにした。

かくして、身代わりとして VAIO C1 がモスボール状態になってしまった。とりあえず出荷時状態にリストアしておいたものの、果たしてどうなることか。バッテリを買い換えたばかりだし、そのうちどこかで「奇跡の復活」てなことになるかもしれない。

その他の変化としては、RT56v を ADSL 回線の方に移設し、これまでルータとして動作させてきた ADSL モデムをブリッジ モードに切り替えたのが最近の動き。ヤマハのルータはファイアウォールの強力さに定評があるので、ポート 80/21/23/137 あたりに対する大量のアタックに辟易していたこともあり、「護りを固める」策に出てみたわけ。裏回線の方は、とりあえず WBR75H の WAN 回線を復活させておいたが、そのうち、また情勢が変わるかもしれない。

2003/5/21 現在の LAN 構成図

うちの携帯電話は通話専用だから実現不可能だけど、RT56v にはメールのチェックや転送 (フィルタ指定も可能)、不正アクセスのメール通知、といった機能があるので、携帯電話でメールを受けられる人には、この手の機能って便利かも。

切ってしまえ !、の巻 (2003/5/19)

去年、IBM の SpaceSaver Keyboard II を買ったのだが、皮肉にも、不満の種が TrackPoint。TrackPoint の突起がキーボードより大幅に突出しているため、指に当たって邪魔なのだ。そこでふと思い立ち、キャップを外してから、キーの間に突っ立っている芯棒の先端部をニッパーで 1mm ばかり切り取ったところ、かなり邪魔臭くなくなった。
残る課題は、位置が下に下がりすぎていて押し込みづらいボタン。ボタンの上に何かパッドみたいなものを貼り付けて「上げ底」にすると、ちょうど良さそうなので、何か探してみよう。

同じメーカーなのに、の巻 (2003/5/11)

いろいろ思うところがあって、仕事部屋でサイドワゴンの上に置かれていた iBook をリビングルームに移し、入れ替わりに、ATHENA を仕事部屋に移した。ThinkPad X31 は高速な有線 LAN を標準装備しているのだから、自宅ではそいつを活用しようというのがひとつ。もうひとつは、自宅では固定 IP アドレスを使っているので、「無線は DHCP、有線は固定」とすると使い分けに具合がいいというもの。(もっとも、IBM Access Connection を使えばなんとかなるのだが、できれば OS の機能だけでなんとかしたい)

ところが、リビングルームには有線 LAN の線が来ていない。しかも iBook には有線 LAN しかない。そこで、常人なら AirMac カードを買うところだが、普通ではない私は、NEC の WL11E2 を買ってきた。
この製品、背中に 100BASE-TX ポートが 2 個付いているので、同じ無線 LAN 仲間の ASTERIA と iBook を一度に接続できる。Macintosh でしか使えない AirMac カードよりつぶしが利くし、ASTERIA の背中で無聊をかこっていた 100BASE-TX の有効利用にもなる。
ところが、この WL11E2。意外なところで苦労させてくれた。

まず、WEP 暗号化キーを 16 進値で入力しなければならない。確かにこれなら互換性問題は発生しないが、アクセス ポイントの中には、設定画面で ASCII 文字列しか表示されない製品が少なくない。拙宅で現用中の、同じ NEC の WBR75H もそのクチなのだ。
自分の場合、IBM の高速ワイヤレス LAN ゲートウェイで、ASCII 文字列と 16 進値の対応が表示された際にメモしておいたから事なきを得たものの、そういう気の利いたアクセス ポイントを持っていない人は、どうすればいいんじゃ。

もうひとつハマったのが、MAC アドレスのアクセス制限。WBR75H に WL11E2 の MAC アドレスを登録しても、接続できない。で、マニュアルをよくよく読んでみたら、接続制限の対象になるのは、WL11E2 の MAC アドレスではなく、WL11E2 に接続された PC の方の MAC アドレスだという。こりゃ驚いた。(しかも、2 台接続した場合、どちらが使われるかは運次第だそうだ)
で、接続する 2 台の PC の MAC アドレスを調べて WBR75H に登録したら、無事に動き出した。

いったん動き出してしまえば、少々遅いものの、まあまあ快適。リモート デスクトップがあるから、リビングルームの iBook から仕事部屋の PC を遠隔操作することもできる。
WL11E2 は、IEEE802.11b とイーサネットのブリッジに過ぎないので、2 台の PC には、通常と同様に固定 IP アドレスを設定している。実際には WL11E2 にも固有の IP アドレスがあるが、これは設定をブラウザで行うためのもの。専用の設定ユーティリティを不要にするため、こうなっている。

2003/5/11 現在の LAN 構成図

なんか速い、の巻 (2003/5/7)

三代目 ATHENA を使い始めてみたら、妙なことに気が付いた。無線 LAN が、なんか速いのだ。
SELENE では、128bit WEP を使用していると、おおむね 3Mbps+α 程度のスピードだった。それと比べると、明らかに体感速度が速い。

そこで、「ブロードバンドスピードテスト」で試してみた。拙宅の ADSL 回線が IEEE802.11b の実効速度を超える性能を出しているのは分かっているので、無線 LAN クライアントから試せば、ADSL 部分の速度ではなく、無線 LAN 部分の速度が出る。そして得られた計測結果は「4.7Mbps」。ほぼ五割増だ。
果たして CPU の高速化が効いたのか (ノート PC が GHz の大台に載ったのは初めてのこと)、はたまた Intel PRO/Wireless LAN 2100 が偉いのか。なんにしても、予定外の余禄だった。

どっちみち、速さが求められるのはファイルのコピー程度だし、どの規格がメインストリームになるか分からない 54Mbps 無線 LAN の導入は、当分、棚上げ。他にも、やりたいネタはいろいろある。

ATHENA 世代交代、の巻 (2003/5/6)

そんな訳で、訴訟の打ち合わせに出かけた帰りにツクモに立ち寄り、取り置きを依頼してあった ThinkPad X31 と 512MB の増設 RAM を、代金を支払って回収して来た。連休中は銀行が閉まっていて、手数料を払うのも癪だったので、ちょっとワガママいって、お取り置きをお願いしてあったというわけ。
そして、これまで長年にわたって「ATHENA」を名乗っていた Latitude CPx はひとまず引退し、X31 が「ATHENA」を襲名することになった。クロックあたりの処理効率が高い Pentium M の特性は「知恵の女神」に相応しいじゃないの、と屁理屈をいってみたりなんかして :-)

折から、ツクモでは X31 で 12% のポイント還元という大盤振る舞いをやってくれていたので、ポイントをその場で投じて、東芝の MK4019GAX を一緒に購入。
当初、標準装備の 20GB ドライブをフォーマットして、そのまま使おうと思っていたのだけれど、それをやると、HDD に入っているリカバリ用のイメージが消えてしまい、完全な原状復帰が不可能になる。それなら、デバイス ドライバ類だけ CD-R にして取り出して 40GB のドライブに換装し、オリジナルの HDD は保管しておけ、と考えた次第。ちなみに、インストールした OS は、例によって例のごとく、Windows XP Professional 英語版。

RAM 増設の方は、底の蓋を開けてコネクタに取り付けるだけなので、簡単にできた。続いて、プレインストールされた Windows XP を起動し、ハードディスクに置かれているドライバやツール類を CD-R に焼いた後で HDD を取り出してみたら、入っていたのは IC25N020ATCS04。最新鋭の Centrino マシンと組み合わせるには、ちょっと不釣合だと思うぞ、これ。

実は、最初は IC25N040ATCS05 を買うつもりだったのだけど、品切れ。で、最新モデルながら 4,200rpm の ATMR にしようかと悩んだものの、ATMR のバッファ容量の少なさ (2MB)、それに対して MK4019GAX の巨大バッファ (16MB) と高速回転、とくれば、結論は自ずから明らか。実際に取り付けてみると、なんか匡体全体に回転による微振動が伝わる感じがするけれど、性能的には文句なし。
だいたい、全体的な X31 の体感速度からして、自作の Pentium 4 / 1.8GHz マシンとタメを張れそうな感じがする。Pentium M の性能に関する下馬評は嘘ではなかったのだ。そのうち、例の新刊書の巨大 Word 文書を使って、全フィールド コードの更新をかけてみよう。どれくらい馬力が出ているか、これでわかる。ただ、まだキーボードに手がなじまないので、ミスタイプが多い。右の方のキーの幅がケチられているので、慣れるには少々、時間がかかるかもしれない。

残る注目点は、バッテリが果たして、実利用ベースでどの程度まで使えるか。4 時間程度は使えるという話もあるけれど、こればかりは自分の usage model で実際に使ってみないと分からない。金曜日の日帰り出張から実戦投入するつもりなので、それまでに、手に馴れさせておこう。

iBook 強化計画、の巻 (2003/5/4)

単なる実験機としてしか機能していない iBook だが、少しばかり、体力強化を始めた。まず、「ことえり」に MS-IME 2002 のユーザー登録単語をインポートして、辞書をパワーアップ。さらに、ADTEC の USB フラッシュメモリ (64MB) を買い、データのバックアップ体制を整えた。

あとは、追加のバッテリかな。PowerBook 2400 のバッテリが 2 年半ほどでヘタりまくった過去があるから、iBook も油断がならない。どこかで探しておこう。

Latitude 放逐決定、の巻 (2003/5/3)

Latitude のバッテリについて問い合わせたら、営業部では「現在、その機種のバッテリは営業部では扱ってないので、カスタマーケアに電話を…」といい、カスタマーケアでは「それはサポートの方に連絡してもらって、補修部品として入手できるかどうか確認を…」という状態になってしまった。こういうのって、窓口をどこかに一本化できないもんだろうか。イマイチ印象がよくない。
(DELL のオンサイト修理は速攻でやってくるから、そこはいいんだけどねえ)

で、ツクモ DOS/V パソコン館で 12% ポイント還元をやっていたのを奇貨として、ThinkPad X31 の 2672-BBJ を買うことにしてしまった。1.4GHz の 2672-CBJ になると、HDD 容量が倍増するせいもあって、いきなり値段が 4 万円も上がる。HDD は足りなくなったら換装すればいいし (X シリーズは交換が楽でよろしい)、そうなると、100MHz のクロック上昇のための価格差として 4 万円は引き合わない。
CPU で妥協した代わりに、RAM は 512MB 増設して 768MB 積むことにした。これなら、s30 みたいに RAM 容量で泣くこともないはず。

普段はポイント還元率が少ないツクモだけれど (というか、ヨドバシやビックが異常なのだ)、20 万円超の PC で 12% のポイント還元があると、けっこう効いてくる。計算してみると、ぶっ壊れた Barracuda ATA IV の代わりになる AVV2 を 2 台買い、さらに Intel の EtherExpress を買えるぐらいのポイントになる。これなら悪い買い物ではない。
さて、Latitude の引き取り手を捜さなければ。アテがないわけではないのだけど。

VPN サーバ登場、の巻 (2003/5/1)

結局、RT56v は、隣接して置かれている WBR75H の 4 ポート ハブに直結してしまった。カタログ上は、RT56v も WBR75H も有線 LAN 用にスイッチング ハブを内蔵していることになっているから、ダムハブのようなカスケード段数の制限は考えなくていいはず。しかし、どうせ大した性能のスイッチは使用していないだろうし、スイッチが入れば伝送遅延が起きるから、むやみにカスケードしない方がいいのは確か。
ただ、実際にはこの接続形態で問題なく使用できているので、気にしていない。

これを図にすると、以下のようになる。

2003/5/1 現在の LAN 構成図

ハブを 3 個通るのは、FS708XL に接続されたノードがバックアップ回線を通じてインターネットに出て行く場合に限られる。その他のケースでは、経由するハブは 2 個だ。FS708XL に接続されたノードがバックアップ回線を使用するのは、メインの ADSL 回線が落ちたときに限られるので、レアケースと考えていい。
バックアップ回線が生きていることを確認するため、無線LANクライアントのうち VAIO についてはバックアップ回線を常用しているが、これは WBR75H から直接 RT56v に入っているので、ハブは 2 個しか経由しない。無線 LAN クライアントと、FS708XL に接続された自作機軍団の関係も同じだ。

この環境で何を始めたかというと、RT56v の PPTP サーバ機能を利用した VPN 接続。外出先から、家のマシンに置かれたファイルを取り出せるようにしようというわけだ。RT56v に PPTP 用の設定を追加し、認証用のアカウントをひとつ作成して DHCP サーバで IP アドレスを割り当てるようにした。これまでは WBR75H の DHCP サーバを使用していたが、それを停めて、RT56v のものに切り替えたわけだ。

ルータ内蔵の DHCP サーバは、その多くがクライアントに割り当てるデフォルト ゲートウェイに自機に固定していて、他の IP アドレスを指定できないので、こうしている。(NEC の ADSL モデム、DR30F/CE は例外的存在)
DHCP クライアントになっているのは、バックアップ回線を使用する VAIO だけだから、バックアップ回線につながれたルータで DHCP サーバを動かせば、PPTP クライアント向けの DHCP サーバも兼ねることができて、ちょうどいい。

あと、メインの ADSL 回線に接続されているルータ兼用モデムが UPnP 有効になっているので、RT56v の UPnP は停めた。もちろん、WBR75H の UPnP も停めてある。どっちみち、バックアップ回線につながっている VAIO C1 は Windows 2000 だから、UPnP はなくても関係ない。

VPN から接続する先のサーバとしては、HESTIAを使うのが筋。ただ、いろいろ実験したいこともあるので、さらにASTERIA の Windows XP を再インストールして、その際に IIS をインストールしておいた。これで、Windows ファイル共有以外に、FTP サーバと WebDAV サーバも用意できる。

Contents
HOME
Works
Diary
PC Diary
Defence News
Opinion
Ski
About


| 記事一覧に戻る |