スキー日記 (2007/03)
 

■ 2007/3/28 (晴) Day 34 : 富士見パノラマ

この時期になると「行けるときには全部行く」というモードに入る。某マイミクさんが出動するというので、それに合わせて富士パラに出動。今回は晴れているので、もちろんチェーン規制は無し (笑)。

軟弱に寝坊スタートしたので、自宅を出たのが 07:00 過ぎ、八王子までで 1 時間以上食いつぶし、10:00 過ぎに現着、直ちに準備して 10:15 頃にゲレンデに。と思ったら、いきなり休憩 & 雑談モード。続いてゴンドラでトップに上がる。

またも「板の取り替えっこ大会」を開催。今回は FISCHER Sceneo S500 (160cm) を借りてみた。3 年前に安比のテストセンターで S400 を借りて「手強い板だなあ」と思ったけれど、それより手強い S500。と思いきや、自分の技術が多少は進歩したせいなのか、前回の i.RACE GS と比べると乗りやすかった。確かに、重さや張りの強さを感じるけれど。
なにせ気温が上がりすぎてバーンがボコンボコンなので、重い板の方が、凸凹の影響を受けにくい。だから大回りはやりやすいけれど、小回りはちょいと疲れる。普段、ホイホイと振り回せる DEMO 9 3V や AMC600 に乗っているせいもあるし。

その S500 でコナシ → アルパインと 2 本回した後、昼飯。あまり腹が減っていなかったので、カレーは敬遠してチキンライスにしてみた。これもうまい。その後は、コナシ → アルパインと回し続ける。バーンが凸凹ゆえに、まことに疲れやすい。

へたばったところで、ベースまで降りてモブハウスで休憩。途中でコブ斜面に突っ込んでみたけれど、溝コブのえぐれ方がかなり激しくて、散々にやっつけられた。DEMO 9 3V を持ってくれば、多少はマシになったと思うけれど。

モブハウスでアイスクリームを食べつつ休憩・雑談した後、テレマークに挑戦する連れに付き合い、センターゲレンデで写真班出動。その後でもう一度モブハウスに戻って雑談した後、撤収。

帰りの中央高速は、高井戸を先頭にして 10km ほどの渋滞。そこで、FREESPOT がある双葉 SA と談合坂 SA に立ち寄って、休憩兼時間つぶし。ボコンボコンのところを滑りまくって疲れているから、無理はしない。
しばらく時間を潰して渋滞が消えた頃に出発、ただし首都高速の渋滞までは解消しなかったので、高井戸で降りて下道経由で帰り、高速代を少し倹約した。それでも、SA で時間を潰した分や、帰りにスーパーに立ち寄った分を含めて 4 時間かからなかったのだから、まあまあ。


センターゲレンデ。土の部分が広がってきたなあ…

チキンライス。ライスだけじゃなくて、焼いたチキンをつけるのが素晴らしい。


例によって眺めは抜群。

ただし、バーン状態はボテボテ・グチャグチャ・凸凹。

■ 2007/3/26 (曇時々雨) Day 33 : GALA 湯沢

某マイミクさんが「26 日に GALA に行く」というので、気合を入れて仕事をバッタバッタと片付けて、こちらも出動。春スキーシーズンに入り、愛用の「アフタヌーン GALA」が終了したので、春スキー日帰りプランの限定列車適用で \8,700-。行きは 403C (P15 編成、相棒は不明)、帰りは 420C (M5 編成) という行程。

安比では 2 日に渡ってコブ斜面で DEMO 9 3V をコキ使ったので、今回は悪雪に強い AMC600 を連れて行った。天気予報は「晴れ」で気温も 10 度近くまで上がるとのことだったので、ワックスは TOKO の LF グレー (フッ素・モリブデン入り) と SYSTEM3 レッドを混ぜて、春雪での滑走性と耐久性の両立を狙う。去年は LF グレーと高温用の LF イエローを混ぜていたけれど、耐久性がなさ過ぎるので、今年は作戦変更。

マイミクさん 2 名は検定を受けるので、午前中は事前講習中。そこでこちらは中央エリアでフリーランしながら、それらしき集団を探す。たちまち 2 人とも発見。天気予報が外れて曇っていたおかげで、バーンが荒れないのはありがたいところ。「ジジ」に張り付いて、ロング・ミドル・ショートと好き放題に滑りまくりながら、写真班と化して事前講習の模様をパチパチと撮影。

スケジュールが普通と違い、事前講習が 11:30 終了、12:00 から検定開始なので、事前講習後に全員集合した際に昼飯は食べず、コーヒーゼリーだけにした。そして検定が始まると、こちらは検定バーンの横に陣取って仲間の写真などをパチパチ。ただし、ずっとそこに陣取っているだけでは疲れるので、仲間が滑り終える度にベースに降りてクワッドで上がり、適当に滑りながら検定バーンに戻ることの繰り返し。

検定終了後、遅めの昼飯。そしてバッジ受検組が結果を聞きに行ったので、こちらはその間に「ジジ」を 2 本回す。さっきの検定に刺激されて、検定のつもりでいろいろ滑ってみたら、湿雪ながら凸凹が少ないので AMC600 が本領発揮。ただし、二度ばかりエッジが外れて冷や汗をかいた。

結果発表の後、少し時間が余ったので、板を取り替えっこして滑ってみた。自分が借りたのは HEAD の i.RACE GS (174cm もある GS 板)。軽量で非力な自分が、こんなのでちゃんと曲がれるのか ? 今までに履いたことがある板の中で、いちばん長くて重たくて細身で固いのに。

いきなり大回りでぶっ飛ばすのは怪我の元だから、クワッドを降りて「エンターテイメント」に移動する途中、プルークで片脚ずつひねり回してみた。思ったよりいけそうだと判断したので、コースに入った後はスピードを出さないように注意しながら、トップ & テールのショートターンやミドルターン。

実際にやってみると、足裏の荷重移動を意識して前から後ろに荷重ポジションを動かしながらひねれば、ちゃんと動く。ただし、重たいので安定感が素晴らしい代わりに、むやみに疲れる。「こんなので急斜面に行くのは絶対にヤダ」といったら笑われた。一方、うちの AMC600 のインプレッションはというと「ムチャクチャ軽い」「反発が返ってこない」とのこと。そりゃ、i.RACE GS と比べればねぇ。

「エンターテイメント」を 2 本滑った後、取り替えっこのために長さを変更したバインディングを元に戻して、ゴンドラで下山。お茶を飲みつつ少しおしゃべりした後、万歳三唱に見送られつつ新幹線に乗り込んで終了。


検定員・御一行様。

中回りの時だけ、スタート位置を少し下げるのであった。

■ 2007/3/24 (曇) Day 32 : 安比高原

珍しく定刻にやってきた 8:40 のバスで (以下略)

現着後に場内放送をなんとなく聞いていたら、プライズ検定をやっているという。2 級と 1 級の間をウロウロしている身からすれば、テクニカルもクラウンも唐・天竺より遠い世界の話だけれど、目の保養にはなる。そこで、ゴンドラで上がりながら観察していたら、ハヤブサの第 4 区間にそれらしき集団を発見。さっそく見物に行った。

当事者じゃないから分からないけれど、整地大回りをやっていた模様。スタート位置から見ていてもよく分からないので、検定バーンになっていない側をショートターンしながら降りて、コースの途中から見物した。さすがに上手い。というか、スピードレンジが格段に違う。目の前を通過するところを写真に撮ろうと思ったら、シャッターが落ちたときにはフレームから相手が飛び出していた (笑)


スタート待ちをしている受検者の皆さん。

整地大回り、スタート !

ところが、検定バーンをロープやポールで規制してないもんだから、検定バーン側に入り込むスカポンタンが何人もいる。しまいには、検定バーンのド真ん中で立ち止まってしまう奴まで現れた。その度に受検者は、スタートできずに待たされる。あのなあ…

全員が滑り終わったところで、プライズ検定組に紛れ込んで第 4 リフトで上がる。次に何処に行くかと観察していたら、またハヤブサに向かった。そこで、今度は最初から下まで降りて、第 3 リフトの終点付近にいる検定員の後ろに陣取った。次の種目は整地小回り。見ているとさすがに上手い。でも、人によって安定感には差があって、やはり安定感を感じさせる人だと点がいい。

ただ見物するのではなく、(自分の脚前は棚に上げて) 検定員になったつもりで「これは 73 点ぐらいかな」「これは 75 点だろう」と採点してみた。安比では八方尾根と同様に、滑り終わるとたちまち検定員が点数をボードに出す。だから自分の採点と検定員の採点はリアルタイムに比較できる。やってみた範囲内だと、1 人を除いて自分の採点が検定員のそれと一致したのだからすげえ (何が ?)

中には気の毒な人がいて、検定バーンに入り込んで来たスカポンタンに針路を邪魔されて、ペースを乱してしまうケースも。とはいえ、検定員もさすがにそれには配慮した模様。終わってみたら 75 点が出ていた。これで 74 点以下だったら、本人は泣くに泣けないぞ。まったくもう。


こらあ、検定バーンのド真ん中で立ち止まるんじゃないっ !

恐怖の「リアルタイム採点掲示板」。

しばらくプライズ検定を見物した後で、セキレイから誰もいない第 1 ザイラー B につなぎ、好き放題に大回りでかっ飛ばす。さらにザイラークワッドからセカンドに行き、例によってしばらくコブと戯れる。しまいにはバンク滑りの度が過ぎて、溝の縁のあたりを深回りする始末。何本か滑ったところで "2B" を経由してベースに降りて、ザイラーレストランで豚まん (\220-) を食す。

ザイラーゴンドラで上がった後、またしばらくコブと戯れる。いい加減にくたびれたところでセントラルに戻ることにして、ザイラークワッドで上がり、ザイラーロングからセキレイに。そこで時計を見て気がついた。「現在時刻は 12:50。今日は週末だから、シュークリームが待っている !」。
直ちにセキレイからハヤブサにかけて全速で駆け下りて、週末恒例・日中圧雪をやったばかりの白樺ゲレンデではド真ん中を上から下までショートカービングで疾走、12:55 頃にリゾートセンターに到着。

目論見通り、出てきましたよシュークリームが。相変わらず美味いけれど、カスタードクリームがこぼれそうになって冷や汗をかくのも毎度のこと。その後、20% OFF セール中だった安比オリジナルグッズの中から、トランプを買った。


ザイラースキーセンター名物の豚まん。

シュークリームは限定 100 個だよ !


そのシュークリームの中身。カスタードもさることながら、シューがよい。

今日は優しいコブが育っていたオオタカ第 4 区間。これなら自分でも滑れる。

その後は、白樺からゴンドラにつなぎ、オオタカの第 4 区間に突撃。昨日よりも成長して、ほどよい感じの、実に優しいコブができていた。そこで、ひたすら基本に忠実に「ズルズルドシン」でコブと戯れる。もっとも、まだ不慣れなもんだから、コブごとにターンできないで「不整地小回り」のはずが「不整地中回り」になってしまうことも (凹)

それ以外にも、上体のローテーションや後傾、脚のばらけなど、とにかく課題は山積。1 本滑るごとにマシになっては来たものの、こういうシチュエーションだと DEMO 9 3V はテールがひっかかるので、ちと厄介。ともあれ、オオタカでさんざんコブと戯れて満足したところで、ベースに戻って終了。週末なのにガラ空きだった 15:05 のバスで撤収、これまた毎度恒例の 3024B (J54 + R17 編成) で帰京。

昨日はいい感じに冷え込んで「粉雪」といえる状態だったのに、今日は一気に気温が上がってしまい、ザイラー・セカンド方面はボコボコ、下半分はグズグズの湿雪。特に、白樺の下の方では板が全然走らない。春だなあ。でもまあ、オオタカのコブで一度も転倒しなかったから、ヨシとしよう。一気に上から下まで完走とはいかないけれど、半分ぐらいなら、まがりなりにも続けて滑れたし。

■ 2007/3/23 (晴時々曇後雪) Day 31 : 安比高原

仕事の状況が確定しないせいで、そもそも「いつ出動するか」がなかなか確定せず、前日になってドタバタと準備。毎度恒例の 3001B (J58 + R7 編成) で出動。車内が信じられないくらいお化粧臭かったけれど、ありゃいったい何だったんだ。

行きつけのスキー場だとプロトコルが分かっているので、到着後のルーティンワークや時間配分、休憩場所などの見当を付けやすいのが利点。いつもと同様、白樺で 1 本流してからゴンドラに。ただし今回は、天気が良かったのでいきなりセカンドに突撃。

1 本目はコブを横目に見て、整地で普通に滑る。3 月末にあるまじき雪質のおかげもあって、ロングターンもショートターンもビシビシ決まって気持ちがいい (当社比)。ただし、ピシッと圧雪されているかというとそうでもなくて、ややモサモサ。

ビスタクワッドで上がり、2 本目からコブに突入 (ただし下半分のみ)。いきなり難しいところに突っ込んでグダグダになるよりも、まずは易しいところでしっかり滑れるようにして、コブと仲良くなっておきたいところ。最初はエンジンがかかっていないから、完走はならず。そのまま "2B" を下って、ザイラーレストランでチキン & ポテト。

ザイラーゴンドラで上がり、しばらくセカンドを回す。まだ、バンクを滑るときのスピード制御が怪しいので、そこに重点を置いた。しばらく回したところで、"2B" からザイラークワッドを経由して上がり、ハヤブサを下ってレッドハウスでお汁粉。

その後、ベースまで降りてからゴンドラで上がり、オオタカ第 4 区間に行ってみた。コブになってはいたものの、まだ育ちかけで、新雪でホコホコ。バンクの練習にはならないけれど、深い溝ができていないので、「ズルズルドシン」はやりやすかった。以後は主としてオオタカの第 4〜第 3 区間をウロウロ。

午後 1 時過ぎから天気が雪に変わり、冷え込んできた。ネックウォーマーをロッカールームに置き去りにしてしまったので、寒くなってきてしまい、ベースまで降りて休憩。最後に白樺 → 安比ゴンドラ → ハヤブサと流して終了。


天気も雪質もいいけれど、ちょっとボコボコ。雪面にカメラを近付けて撮ったけど、分かる ?

八幡平方面は真っ白。オフピステが好きな人にはたまりませんな。


安比らしからぬ天気と、安比らしい雪質。

新雪でホコホコのオオタカ第 4 区間。

■ 2007/3/16 (雪後時々晴) Day 30 : GALA 湯沢

K42 編成の 405C で GALA 湯沢に出動。当日になって「行く」と決めたせいで「びゅう」が使えず、GALA 日帰りきっぷになってしまった。もっとも、GALA 日帰りきっぷだと、指定席券売機で席番指定を好きなようにできるのは利点。

日曜日の富士パラで、PowerShot S50 が「E18」エラーを出しまくってゲンナリしてしまったので、以前から目を付けていた「たたかうデジカメ」ことμ770SW を急遽査収、今回から実戦投入した。実は、これの実戦テストも兼ねている。

今日は珍しく、板を持たずに出動。というのは、エキスパートレンタルで DEMO XR を借り出そうと思ったため。GALA 日帰りきっぷに付いている割引券で 20% OFF の \2,800- (午後半日)、サイズは全部揃っているというので 162cm にした。
この DEMO XR、手に持ってみた印象は「軽い !」。「エンターテイメント」で滑り出してみたら「軽い !」。ただし、バーンが固めなので、ちょっと頼りない印象もある。腹が減っていたので、とりあえず数本滑って足慣らししたところで昼飯。

緩・中斜面では特に違和感を感じなかったものの、北エリアの「ブロードウェイ」に持ち込んでみたら、どうも上手い具合に板が回ってきてくれない。「スーパースワン」に行ってみたら、板を回そうと思ったところで失敗して大転倒、すごすごと中央エリアに戻って休憩。

缶コーヒーを飲みつつ思案した結果、とりあえず緩斜面の「メロディ」に持ち込んで、プルークで片足ずつ交互にエッジを立て気味にして滑らせてみた。そしたら、ターン前半の挙動は穏やかなのに、ターン後半になっていきなりテール側がキュンと回り込んでくる。ふーむ、テール側が強いのか。

その後、「エンターテイメント」や「ジジ」で、いろいろ試してみて分かったこと。

  • 雪がふんわり乗ったところではいいが、固いところではグリップしづらい
  • カービング大回りを試みるとグリップ感に欠けていて、トップがズリッと外側に逃げてしまうのでビビる
  • ある程度スピードを上げてくると若干はマシになるけれど、ガシッとグリップしてくれる感じではない
  • トップ側の食いつきがイマイチ、その割にテール側はしっかり食いつく。だから、ひねり回そうとすると疲れる
  • ほどほどの中斜面で雪がふんわり載ったところに行き、浅回りで落差をとってショートターンすると、なかなか気持ちがいい
  • 緩斜面でショートカービングっぽく滑ろうとしたら、板がドリフトアウトして失敗。しっかり食いついてくれないので、安心してエッジを立てられない

うーむ。自分の体重では板のたわみを引き出せなくて、性能を発揮できないんだろうか。それとも、DEMO XR に合った乗り方と自分の乗り方が食い違ってるんだろうか。なんにしても、整地でも不整地でもいまひとつ楽しくない。手元の AMC600 の方が、(慣れているせいもあろうけれど) 好きなように振り回せて楽しい。

というわけで、DEMO XR と自分の相性はあまり良くないと判断、次期主力戦闘機の候補からドロップすることにした。それに、XR でも XT でも 150cm 台後半のサイズがないのが痛い。どうしてもサロから候補を挙げるなら、DEMO X Lady の 159cm かな。しかし、あのデザインはちょっとなあ。

この日、晴れ間がのぞくようになった夕方まで雪が降り続いていた上に、バーン状態は引き締まった圧雪斜面。もうちょっとエッジグリップがしっかりした板があれば、存分に楽しめたんだがなあ…
そんなこんなで、どうもスッキリしない気分のまま、16:30 過ぎに下山、毎度恒例の 338C (P14 + P17 編成) で帰宅。


問題の DEMO XR。

最初のうちは雪 & ガスで、視界もきかない。「グルノーブル」の方を見ているはずなんだけれど。


だんだん雲が薄くなって、下界が見えてきた。

夕方の「ジジ」。このバーン状況の良さといったら、もう。

■ 2007/3/11 (雪後晴) Day 29 : 富士見パノラマ

mixi で「ICI の試乗会があるそうだし、11 日は富士パラに」という話をしていたところに、ある業界関係者 (古い知人でもある) がスキーに行きたいという話を始めたので、「11 日に富士パラで全員集合」という話になった。こうなると、何が何でも行かなければならない。
富士パラは高速の IC から近いし路面が乾いていることも多いので、クルマで行くのが基本。ところがこの日に限り、朝の 04:00 過ぎに起き出して真っ先に道路交通情報をチェックしたところ、中央道の小淵沢から先でチェーン規制がかかっていると判明。小雪が舞う程度ならともかく、本格的な雪雲が来てしまったらしい。

慣れない雪道で FR の MT 車を走らせるのはゾッとしないので、あわてて作戦変更、JR で出撃する方針に転換。普通ならミッション アボートにしてしまうところだけれど、冒頭のような事情があったのでアボートは考えられない。まあ、路面が悪ければ電車、という代替案は当初から念頭に置いていたけれど…

「びゅう」の日帰りプランだと新宿発 07:30 の <あずさ 3 号> だけれど、それだと流石に ETA が遅すぎるので、07:00 発の <スーパーあずさ 1 号> にした。よくよく考えると、在来線でスキーに行くのって 1998 年 12 月の栂池 (初めてスキー板をはいたとき) 以来じゃないか ?
早めに新宿駅に行ってスタンバイしていたけれど、案外と自由席が混んでいなかったので拍子抜け。週末にこんな調子で大丈夫なの ? それでも、八王子でかなり乗ってきた様子。08:54 に小淵沢着、09:02 発の各駅停車に乗り継いで 09:10 に富士見着。タクシーをつかまえて 09:25 頃に富士パラ着。<あずさ 3 号> を使うよりも 1 時間近く早い。

まず、ゴンドラでトップに上がる。実は、今日の試乗会の案内を見ると「定員 50 名」と書いてあったので、ひょっとすると満員かも、と思ったけれど、現場に着いて訊ねてみたら「どうぞどうぞ」ということで、さっそく \2,000- なりを支払って試乗開始。詳しいことは blog に書くとして、午前中の 2 時間ちょっとで一挙に 6 台も試乗したら、ヘロヘロに疲れた。

おまけに、朝から重めの新雪がガンガン降り続いていて、圧雪も何もしていないから、コースはどこもかしこもモッサモサ。カービングターンなんてできやしない。しかたなく、重めの新雪を相手に小回りばかり繰り返して、不整地でのフィーリングチェックだけで終わってしまった。このせいで余計に疲れた。

その疲れのせいか、最後になって、なんとリフトの上からストックを取り落とすという大失敗。こういうときには、どの支柱の近くに落としたのかをすぐに覚えるのがよい。たいていの支柱には「3/10」とかいう形で番号が書いてあるし、そうでなければ「下から何番目の支柱」という形で覚える。

上まで行ったところで監視小屋の人に「すみません、ストック落としちゃいました」と申し出て、落としたと思われる場所を知らせたら、「じゃあ、下に連絡するから、下まで行ってくれる ?」とのことで、いま上ってきたコースを逆噴射。特に今日みたいな凸凹だらけのコンディションだと、片手ストックでは極めて滑りにくい。知らず知らずのうちにストックワークに依存してバランスを取ってたんだなあ、と実感。

下に下りたら、「じゃあ、まず場所を確認」ということで、係の人がリフトに乗って上がっていった。ブツを発見したところで合図、そこでもう一人の係の人が、なんと搬器の下にぶら下がって上がっていき、現場の近くでパッと飛び降りて拾ってきてくれた。「すみません、気をつけます m(_ _)m」

そのヘロヘロ状態で、いったん試乗板を返して自分の AMC600 にチェンジ。3km ダウンヒルをエッチラオッチラと下まで降りて、今日、現地で落ち合うことにしていた関係者が全員集合。さらに、モブマスターの F さんも交えて昼飯。
このとき、カレーの写真を撮ろうと思ったら、肝心なときに PowerShot S50 が例の「E18」エラーを発生させてストップ。ぶわっかもん。

午後、まずセンターゲレンデで 2 本滑って足慣らしした後、ゴンドラで上がってもう 1 台試乗。試乗の時間が 14:00 までだったので、これでタイムアップ。でも、最後に試乗した FISCHER AMC776 がとてもいいフィーリングだったので、いい気分で終了。

その後は自分の AMC600 に戻って、3km ダウンヒルを回したり、コブ斜面に突っ込んでやっつけられてみたり。やはり、本格的なコブ斜面になると DEMO 9 3V の方が扱いやすい感じ。午後には、ほぼ全面がぷちコブだらけの不整地状態になってしまったので、そこを滑りまくっていたら、もうヘロヘロ。頃合を見計らってベースに戻り、モブハウスでアイスクリームを食べつつ雑談・休憩。

ゴンドラで上がっているときに、反対側から下ってくる搬器を見たら、板が載っているものがある。「初心者がゴンドラ下山かな」と思ったけれど、のぞいてみると載っているのは板だけで人がいない。「幽霊ゴンドラか !」とビックリしたけれど、よくよく考えると試乗会で使った板を降ろしているだけだった (笑)。

その後、ベースエリアで何本か滑ったところで終了。コインロッカーに戻って着替えた後で、またモブハウスに戻って、メールや mixi のチェック。帰りは某マイミクさんのクルマに便乗させてもらい、ガス代と高速代を折半する形で帰京。すばらしいことに、中央道も首都高も、ほとんど渋滞に巻き込まれずに済んだ。最後に某所の「ふらんす亭」で肉大会、ステーキカレーを食べて終了。

さて、PowerShot S50 が肝心なところでエラーを出して動かなくなってしまうとなると、やはり耐水・対衝撃・低温対応の「あのデジカメ」を投入するしかないかなあ。ここへきて 5 万円超の出費は痛いけれど。


こんな天気の日に富士パラに来たのは、初めて。

カメラを低くセットして撮ってみたけれど、雪面のボコボコ加減が分かるかな ?


午後になっても、「リンデンの壁」から上の雪質は強風に吹かれて粉雪が舞い上がるぐらいに上々。ただし、それより下はシャリシャリ & カリンコリン。

ぷちコブだらけと化したアルパイン上部。もっとも、自分もぷちコブ生成に加担しているわけだけれど。

■ 2007/3/8 (晴時々曇 w/雪) Day 28 : 安比高原

毎度恒例、08:40 のバスで安比に出動。「盛岡ステイにすれば、他の場所にダイバートできる」といいつつ、予定を変えてダイバートした例は皆無。08:40 のバスが 10 分ばかり遅れてきたのも毎度のこと。

白樺で 1 本流してからゴンドラに乗り、セカンドへ。
まず階段を上がってヤマバトコース側に出る。そして左手のザイラーゴンドラ方面に向かい、ザイラーゴンドラ山頂駅の下側に入ったところで左に折れて、ザイラークワッドの降り場に、さらに連絡路を通ってセカンドに出る。安比ゴンドラからいきなりセカンドに行くなら、このルートがいちばん楽。ザイラーゴンドラの出口側に行くのがまっとうなルートだけれど、これだと歩く量が多くて疲れる。

その後はセカンドに常駐してコブと格闘。昨日はちょっとオーバースピードの気があったので、バンクを滑りながらスピードを調整する方法を模索。いろいろ試した結果、凸を吸収して切り替えたところでテールをずらしながら板を回すと、ズレが入ってスピードを抑えられた。下半分の斜度が緩いところならさほど怖がらずに入っていけるけれど、前半部分にはちょっと斜度がきついところがあって、そっちはグダグダ。

もっぱらセカンド第 2 → ビスタクワッドと回して、疲れたところでセカンド第 1 から "2C" を経由、ザイラーのベースに降りて休憩。このとき食べたフライドチキンとポテトのセットは最強だった。その後、11 時過ぎにザイラーゴンドラで上がってセカンドに戻る。このときゴンドラの中で居眠りしてしまったけれど、山頂駅が近付いたらパッと目覚めるのだから、我ながら立派 (笑)

さらにセカンドでコブと格闘するうちに 12:30 を回った。まだ納得できない滑りだけれど「疲れてきたから無理は禁物」ということで、"2B" → ザイラークワッド → ハヤブサと移動してレッドハウスに行き、お汁粉 (\450-) を食べる。安比プラザと違い、ここのお汁粉は「餅を 2 個に増やす」というオプションがある (\550-)。一瞬「餅 2 個」に惹かれたけれど、思いとどまって 1 個にした。その後で 15 分ばかり居眠り。

以降は、オオタカの第 3 区間に張り付いた。昨日は新雪に埋もれて壊滅状態だったけれど、またコブを造成している人がいたのはラッキー。ただし、まだ育ち始めたばかりなので、第 3 区間の出だしにできたコブ (未満) は余裕の完走。その下にできたコブはモーグル仕様でちょっと手ごわかったので、途中でついて行けなくなって "発射" (凹)
コブのないところでは、ロング・ミドル・ショートを織り交ぜて好き放題。なにしろバーンの状態がいい。同じ第 3 区間でもハヤブサよりもオオタカの方がいつも空いていて、かつ雪の状態がいいような希ガス。

そんなこんなで 14:00 を回ったところで、最後にゴンドラで上がってハヤブサを上から下までぶっ飛ばして終了。15:05 のバスで盛岡に戻って、3024B (J4 + R15 編成) で帰宅。

ビスタクワッドからゲレンデを見ていたら、初心者の人がノソノソと、ほとんど横向きに滑り出した。そこに上から突っ込んできた人が避けられずに、ドッカンとクラッシュ ! 上を見ないで滑り出す方も滑り出す方だが、初心者がトロトロ滑っているところに近寄る方もどうかと思うぞ… 初心者とスノーボーダーは、どういう動きをするか読みにくいのだから。


今日はいい天気。セカンドの滑り出しで。

本日のメインステージ。これは下半分で、この範囲内なら二度ほど完走できた。


ザイラーレストランのチキン & ポテト。ポテトが皮付きなのがよい。

締めくくりはハヤブサ。この直線番長ぶりが安比らしい。

■ 2007/3/7 (吹雪) Day 27 : 安比高原

毎度恒例の 3001B (R26 + J7 編成) で安比に出動。前日から一気に冷え込んで雪がボンボン降っているとあれば、「行かぬ後悔より行く後悔」。お供は、先週から何日かかけて堅めのワックスでソールに活を入れ直した、DEMO 9 3V。
現地に到着してみたら、天気予報どおりに雪がバンバン降っている。岩手県はじまったな。

まずはゴンドラで上がってヤマバト → カッコウ → カケスと流す。風が強くて、ヤマバトの出だしなんか直滑降しないと先に進まない。T バーで上がろうかと思ったけれど、寒くてかなわないので作戦変更。またゴンドラで上がり、ハヤブサ → オオタカと回したところで、レッドハウスで昼飯。どこもかしこも新雪でホコホコ、ただし部分的にアイスバーンというコンディション。特にカッコウがよかった。

その後、第 2 → 第 3 → 第 4 とリフトを乗り継ぎながらオオタカ第 4 区間を見てみたら、コブがすっかり消えている様子。第 3 区間のモーグルバーンも消滅していたし、「こりゃあかん」ということでセカンドに行ってみた。ここにはラインが残っていたので、さっそく突撃。

深くえぐれた溝コブでは、もうバンクを滑るしかないと悟ったので、今日は DEMO 9 3V を連れて来ている。実際、完走には至らないものの、無理に「ズルズルドシン」を試みるよりも滑りやすい感じ。ビスタクワッドの下から "2B" の分岐までラインができているので、そこでコブの練習。セカンドの残りの部分は整地の練習。

「コブの調子が、なかなかよい (当社比)」ということでセカンドに張り付いて、ビスタクワッドで 2 本、さらに "2B" からザイラークワッドに乗り継いで、もう 1 本。この 3 本目で、ラインの後半部分に突撃したときに、なんかいい調子。「お、ひょっとしたら完走できるかも ?」と思えてきた。最後の方でグダグダになりかかったものの、辛うじて完走。

「ここからここまで滑ろう」と目標を立てて、その通りにコブで完走できたのは初めてのこと。斜度は緩いし距離もさほどではないけれど、個人的には大戦果。整地のショートターンを一変させた昨年の 3 月 3 日といい今日といい、3 月のセカンド安比では "何かが起こる" ものらしい。魔物でも棲んでるんだろか。

その後、"2B" からザイラーロングに入ってザイラーのベースまで下り、ザイラーゴンドラで上がる。そしてオオタカ第 4 区間に行ってみたら、確かにコブはほとんど消えていた。正確には、コブだったところがアイスバーン、その間の溝に新雪が積もってフラットになっている。これはなかなか嫌らしいコンディションで、コブじゃないところもアイスバーンのガリガリ (オオタカの上の方は、いつも雪着きが悪い)。

仕方なく、そのまま下まで降りて安比プラザに。ここでネックウォーマーを外してみたら、なんと凍りついていた。吹き付けた雪が体温で溶かされてから、冷え込んだ外気で凍りついたらしい。目を点にしつつ休憩。

その後、ゴンドラで上がってハヤブサ → オオタカ → カケス → T バー → キツツキ → ヤマバト → 白樺×2 と回して終了。疲れが溜まっていたし、寒くてかなわないので早めに撤収した。
帰り際にゴンドラ山麓駅の掲示を見たら、「13 時現在、山頂の気温 -12 度」とある。そりゃ寒いわけだ。でも、その割に足が冷たくならなかったのは、'07 モデルの REXXAM を持って来たおかげ。'06 モデルだったら、トンでもないことになっていたかも。

この日、唯一のアクシデントはこの後。282 号線が何かの事情で通行止めになったようで、帰りに乗った 16:05 のバスはザイラー方面の裏道を通って松尾八幡平 IC に抜けた。おかげで、廃止になった「まきば第 1 ペアリフト」の山麓駅を見ることができた。以前にも一度通ったことがあったはずだけれど、そのときには夜で分からなかったのだ。


困ったもので、吹雪いていないと安比に来た気がしない。

確か、カッコウの滑り出しで撮影したもの。このコースがいちばんフカフカだった。


これもカッコウで。雪面にカメラを近付けて撮影してみたけれど、よくわからん。

寒くて吹雪きまくっているのに、なぜか白樺ゲレンデでは人工降雪機 2 台が稼働中。アイスバーンをつぶすのが狙い ?

■2007/3/1 (晴) Day 26 : 富士見パノラマ

週末に調子を崩したり、仕事がいろいろ発生したりしたせいで、一週間も穴を空けてしまった。木・金と泊まりで出動しようかなどと考えていたら、「打ち合わせは木曜日の夕方に…」という話になって、おじゃん。そこで代案として、早起きして木曜日の午前中だけ滑ることにした。

となれば重宝するのは GALA 湯沢だけれど、いい加減に行き過ぎて食傷気味。そこで河岸を変えることにした。最初に考えたのは富士見パノラマだったけれど、「高速の IC から近いということなら、ノルン水上という手もあるな」と思案。ところが前日に天候をチェックしたら、ノルンは吹雪だという。これではノーマルタイヤ装備のアルテッツァは出動不可能。そこで晴天続きの富士パラに決定。

予定通り、5 時過ぎに起き出して 6 時過ぎに出発。ところが首都高で予想以上の渋滞が発生してしまい、八王子までで 1 時間も使ってしまった。その後はメーター読み 110-120km/h ペースで飛ばして、2 時間 20 分後の 8:20 過ぎに現着。とっとと着替えてゲレンデに出た。午前券は 12:00 までだから、時間を無駄にしたくない。

まずセンターゲレンデで 1 本。朝方は氷点下だったので人工降雪機が動いていて、降りたての人工雪の真っ只中に突入 (顔にビシビシ当たって痛かったぞ)。そのまま、勢いを付けて左旋回、ゴンドラ山麓駅に向かったが… 途中で運動エネルギーを使い果たした (凹)

ゴンドラで上がり、コナシ → アルパインと滑り、ペアリフトでもう一度上がって、今度はアルパイン → リンデン → シーダーと下る。「最初の 1 時間は調子が出ないので足慣らし」の法則にしたがい、スキッディング主体でマッタリ。
もう一度ゴンドラで上がり、今度はペアリフトをスルーして一気に下る。圧雪したところはガリガリ、降雪機の雪が積もったところはフワフワと、正反対のコンディションが入り乱れていて、ちょっと厄介。

ベースに降りたところでモブハウスをのぞいてみたけれど、モブマスターの F さんはいなかった。そこで、右側のペアリフトでシーダーに上がり、コブ斜面 (去年、2 級の検定をやった場所と同じ) にちょっと入り、最後の急斜面を駆け下りた勢いでゴンドラ山麓駅に。トップに上がったところで、腹が減ったのでビーフカレーを食べる。

休憩後がホンマの勝負。上の方で整地トレーニングをやり、リンデンの壁でもズリズリと横滑りやショートターン。シーダーまで降りたところでコブ斜面に突入。さらに、ゴンドラ → コナシ → アルパイン → ペアリフト → アルパイン → リンデン → シーダー のパターンで何回か回す。
この途中、アルパインの前半で少し土が出かかっているところがあって、そこで石を踏んで板の傷を増やしてしまった。もろに「ガリッ」って音がしたもんなあ… orz

富士パラの人工コブはピッチが大きめで深すぎず、なかなか優しいコブ。さすがに完走はできなかったけれど、バンク主体で滑れば、最初の 10 コブぐらいは連続できる。ところが「ズルズルドシン」をやろうとすると、サイドカーブがきつい DEMO 9 3V ではトップとテールしか使えなくて板が浮いてしまい、具合が悪くなってグダグダ。唯一の転倒も、「ズルズルドシン」をやろうとして失敗したときだった。まだ上体が伸び上がってしまう癖が抜けないので、上体の向き、それと吸収動作を心がけながら滑る。

そうこうしているうちに、朝のうちはガリガリだったバーンが、気温の急上昇でズルズルグチャグチャになり、疲れやすくなって来た。電車なら帰りの足の心配は要らないけれど、これからクルマを運転して帰る上に、都心部の渋滞を覚悟しないといけない。そこで無理しないことにして、11:40 頃に下まで降りて終了。エアガンで板の雪を取り除いてからモブハウスをのぞいたら F さんがいたので、少し雑談してから着替えて撤収。

予想通り、復路は往路より 1 時間ばかり余計にかかった。それでも、首都高速の都心部しか渋滞していなかったので、ダメージは少なかった方。15:45 に帰宅して、マテリアルを片付けた後、仕事の打ち合わせに行った。


人工降雪機が稼働中。Yeti でも見たことがあるけれど、昼間に遭遇したのは初めて。朝のうちは氷点下だから稼働できる。

向こう側の八ヶ岳も、雪が少ないなあ…


どこかの修学旅行 (?) の一団。もう横移動するだけで大騒ぎ。

シーダーゲレンデのコブ。撮影位置ぐらいまでは連続して降りてこられる。

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