書籍情報 : Windows 2000 Server ネットワーク構築ガイド (絶版)
 

Windows 2000 Server ネットワーク構築ガイド (絶版) (ISBN4-87966-982-2)
(株) 秀和システム \3,800- (税別) 2000/2/23 発売
MSKK 在籍中に、Windows NT 3.1 以来の全バージョンでサーバを構築・運用してきた経験をつぎ込み、Windows 2000 Server による Active Directory ベースのサーバ環境の構築と運用に関する、さまざまな手順とノウハウを解説。この一冊があれば、基本的な Active Directory 環境と TCP/IP ネットワークの構築はバッチリ。

巻末にはとんでもない付録。題して「グループ ポリシー エディタ・設定項目一覧表」。また、「Windows 2000 セットアップガイド」と同様、「Windows NT 4.0 vs Windows 2000 管理ツール対応表」も収録。

単色刷、636 ページ。


刊行後の追加情報

Active Directory に関する説明の追加 (2001/3/1 追加)
P180 で、OU のプロパティ画面に [オブジェクト] と [セキュリティ] というタブがありますが、これらはデフォルトの状態では表示されません。[表示]-[拡張機能] メニューを選択すると、表示されるようになります。

DNS に関する説明の追加 (2001/3/1 追加)
P120〜P121 で「MX レコードの追加」について説明していますが、P121 の図で [ホストまたはドメイン] のテキスト ボックスには、ピリオドが入りません。
これは私の説明不足で、このテキスト ボックスには、何かサブ ドメイン名を使用している場合にのみ、ドメイン名の記述が入ります。

たとえば、サブ ドメイン名が "admin"、メール サーバのホスト名が "mail" なら、FQDN は "mail.admin.titan.or.jp" となります。このような場合、サブ ドメイン名の "admin" が、[ホストまたはドメイン] のテキスト ボックスに入ります。
もし、MX レコードを設定するメール サーバが親ドメイン (この図では "titan.or.jp") に直接属している場合は、このテキスト ボックスには何も記入する必要がありません。

画像の訂正 (2000/8/8 追加)
本文中に 2 個所、画像の誤りが発見されましたので訂正いたします。以下が正しい画像です。


図11 : ディレクトリ サービス復元時のパスワード指定 (P93)


図 : 着信接続を受け付ける (P454)

これらは、2 刷目から訂正されます。

Windows 9x クライアントで DHCP を使用する場合のヒント (2000/7/17 追加)
Windows 9x をクライアントとして使用していて、かつ TCP/IP パラメータの割り当てに Windows 2000 Server の DHCP を使用している場合、DHCP で割り当てを受けた IP アドレスとホスト名の情報が DNS に登録されないことがあります。

その場合は、問題の DHCP のスコープを [DHCP] 管理ツールのツリーで選択してから右クリックして [プロパティ] を選択し、[DNS] タブで [動的更新をサポートしない DNS クライアントの更新を有効にする] チェック ボックスをオンにして、クライアントが DHCP 経由で取得した情報を強制的に DNS に登録させるようにします。(P147 の「図86」と同じダイアログ)

なお、Windows 2000 がクライアントの場合は、個々のクライアントが自動登録を試みるので、この設定は影響しません。また、WINS サーバについては、クライアントが Windows 9x でも、必要な情報はちゃんと自動登録されます。

複数のネットワーク アダプタを使うときのヒント (2000/7/17 追加)
Windows 2000 では、ネットワーク アダプタを追加したり取り替えたりすると、[コントロール パネル]-[ネットワークとダイヤルアップ接続]の画面に、[ローカル エリア接続 n] (n は 2 以上、任意の自然数) というアイテムが増えていきます。

このままでは使っているアダプタの機種が分かりませんが、それぞれのアイテム上で右クリックして [名前の変更] を選択すると好きな名前に変更できるので、ネットワーク アダプタの機種と同じ名前に変更しておくと、後で便利でしょう。

また、Windows 2000 Server でアダプタを 2 枚取り付けてルータとして使っている場合、接続相手のネットワークの名前に変えるという手もあります。

誤記訂正 (2000/5/29 追加)
恥ずかしながら、以下のような誤記が発見 & 報告されましたので、お知らせいたします。(これらは、2 刷目から訂正されます)

P30 :「0〜256までのいずれかの数値が入ります」→「0〜255までのいずれかの数値が入ります」
P425 :「その他の NT サーバの使い道いろいろ」→「その他の Windows 2000 サーバの使い道いろいろ」

起動ドライブのミラー化の方法 (2000/3/24 追加)
Windows 2000 をセットアップした起動ドライブは、セットアップ直後の状態ではベーシック ディスクになっていますが、本文中にもあるように、これをダイナミック ディスクに変換すると、ミラー化が可能になります (ただし、同じハードディスクがもう 1 台載っていることが前提)。以下の手順にしたがってください。

  1. ディスク管理ツールを起動すると、自動的に署名ウィザードが起動します。そこで、追加のミラー用のドライブをダイナミック ディスクに設定します。
  2. 起動ドライブのアイコン上で右クリックして [ダイナミック ディスクにアップグレード] を選択し、ダイナミック ディスクに変換します。
  3. 起動ドライブ上で右クリックし、[すべてのタスク]-[ミラーの追加] を選択します。
  4. ミラー先のドライブとして、さきほど署名した追加のドライブを選択します。

これで作業は完了です。両方のハードディスクを同期させるのに、しばらく時間がかかりますが、放っておいてもかまいません。

バインド オーダーの変更方法 (2000/3/24 追加)
バインド オーダーというのは、ネットワーク向けのサービスごとに、使用するプロトコルや、複数のプロトコルを併用する場合の優先順位を指定するものです。

Windows NT 4.0 の場合は [コントロール パネル]-[ネットワーク] の [バインド] タブで指定しましたが、Windows 2000 の場合は、[コントロール パネル]-[ネットワークとダイヤルアップ接続] を起動し、メニュー バーにある [詳細設定] メニューから [詳細設定] を選択すると、バインド オーダーの設定画面が現れます。ここで、順番を替えたり、チェック ボックスの ON/OFF でバインドの可否を指定できます。

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