書籍情報 : Excel 2000 関数パーフェクトリファレンス
 

Excel 2000 関数パーフェクトリファレンス (ISBN4-87966-935-0)
(株) 秀和システム \2,000- (税別) 1999/10/25 発売
Excel 2000 が搭載する組み込み関数とアドイン関数、全 339 個について、機能、引数、使用例、使用上の注意を詳説。組み込み関数については、画面入りで使用例を多数紹介。
なお、Excel 2000 と互換性のある、Excel 97 や Macintosh 版 Excel 98 のリファレンスとしても使用可能。

2 色刷、608 ページ。


刊行後の追加情報

余分な引数
=YIELD() 関数 (P575) と =YIELDDISC() 関数 (P577) の「使用例」に、余分な引数がまぎれこんでいます。

いずれの使用例にも共通する 3 番目の引数 "1996/10/15" は、実際には存在せず、不要なものです。実際のこれらの関数には、引数は「使用例」に記したものよりも一つ少ない引数しかありませんので、この引数は、まるごと無視してください。

脱字の訂正
お恥ずかしい話ですが、321 ページのコラム「=OFFSET() 関数の使い方」で、本文の末尾 1 行がレイアウトの失敗で欠けてしまいました。初版第 1 刷では、「…F7 セルにレコード番号を入力すると、そのデータが」で切れてしまっていますが、これは最後に「表示されます。」という一文が入ります。このミスについては、第 2 刷より訂正の予定です。

本文ミスの訂正
これまたお恥ずかしい話ですが、=SEARCH()/=SEARCHB() 関数の本文説明のうち、「解説」の部分の本文が、=FIND()/=FINDB() 関数のものと差し替わってしまいました。正しい本文は以下のとおりです。

●解説 :
図の例では、[検索文字列]と[対象]を、それぞれB列とC列を参照する形で指定しています。奇数行で=SEARCH()関数、偶数行で=SEARCHB()関数を使用しています。

=SEARCH()/=SEARCHB()関数は大文字と小文字を区別しないので、3〜6行目では[検索文字列]の "excel" と "Excel" のいずれも最初に出てくる "Excel" にマッチし、先頭文字 "E" の位置が返されます。

7〜8行目では[開始位置]に13を指定しています。最初にマッチする文字列 "Excel" の位置は11文字/バイトなので、今度は "excellent" に対してマッチし、返す結果が25に変わります。

9〜10行目では、同じ[検索文字列]と[対象]を使用していますが、=SEARCHB()関数の方が大きい値を返しています。これは、文字がすべて全角のためです。なお、=SEARCHB()関数では、マッチした文字が全角文字の場合には先頭バイト(左半分)の位置を返します。そのため、検索してマッチした先頭文字の "シ" の末尾までの長さは全角7文字(14バイト)ですが、=SEARCHB()関数が返す値は13となります。

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